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ブックマーク / www.nikkan.co.jp (4)

  • 東大、若手研究者300人 「任期なし教員」に転換

    東京大学は2021年度までに、任期付き雇用の若手研究者300人を任期なし雇用の教員に転換する。外部資金獲得による間接経費などを使い、国の運営費交付金に頼らない雇用とする。16年度の東大の40歳未満の任期なし教員数は383人。若手の雇用安定を財源多様化で実現することで、大学の研究開発力を一層強化する。 若手研究者には「任期なしの教員」「任期付きの教員」「任期付きの研究員」がある。このうち「任期付き」の2種類で優秀な若手が、任期なし雇用の教員に転換する。 任期なし雇用への転換の財源として、理系を中心とした部局は外部資金獲得に伴う間接経費収入や運営費を活用する。部は産学連携に関わる収入、規制緩和による土地・資金運用などで確保する。 東大は16年度に任期なし雇用への転換を部局財源で行う場合に年間300万円を3年間、部が支援する制度を始めた。さらに独自の「東京大学卓越研究員制度」で部局が「任期な

    東大、若手研究者300人 「任期なし教員」に転換
  • ゲノムデータ、暗号のまま統計解析 筑波大が秘密計算技術を開発

    筑波大学大学院システム情報工学研究科の佐久間淳教授らは、患者などの遺伝子データを暗号のまま統計処理できる秘密計算技術を開発した。複数の医療機関で連携すると、各機関は個人情報を外部に開示しなくても、遺伝子変異と疾患の関係などの解析結果を得られる。解析対象となるデータが飛躍的に増えるため、難病や希少疾患などの研究に貢献するほか、患者の遺伝子に応じ、薬剤を使い分ける「個別化医療」の進展も期待できる。 全遺伝情報(ゲノム)は将来の疾患リスクや才能などと関連づけられることがあるため、万が一漏れれば被験者への悪影響は大きい。個別化医療の発展にはゲノムデータが不可欠。現在は、がんなどの特定の遺伝子しか検査されていない。 今回、準同型暗号という技術で、遺伝子や症例データを暗号のまま解析した。統計的な有意差を客観的に見分けられる「カイ二乗検定」の計算が半日程度で終わる。スーパーコンピューターなど、特別な計算

    ゲノムデータ、暗号のまま統計解析 筑波大が秘密計算技術を開発
  • TOTO、「未病研究」を深化−排便臭データから疾患発見

    TOTOが「未病」の領域で、研究開発を続けている。排便臭のデータをトイレ内で日々取得し、腸の健康状態をモニタリングすることで病気の早期発見や健康維持につなげる取り組みだ。事などさまざまな生活習慣のデータとクラウド上で結びつければ、大きな価値が見い出せる。情報通信技術(ICT)の発達で、研究は新たな段階を迎えている。(斎藤正人) 「排せつ物はゴールデンデータだ」(福田幸弘TOTO上席執行役員総合研究所長)。排便時に発生するガス成分は、およそ1000種類あるという。ガス成分の種類や濃度、比率などのデータを取得し、組み合わせることで腸内環境を推測できる。 疾患の発見にも役立つ。例えば、複数の種類の大腸がんに関して、腫瘍の大きさを推測できることが分かってきている。 トイレは誰もが必ず使う。日々のさりげない行為でデータを蓄積できる。データ収集のためのセンサーは、トイレの脱臭機構に組み込めるため、大

    TOTO、「未病研究」を深化−排便臭データから疾患発見
  • 内海造船、外国人技能実習生制度を月内に再開-16年に50人体制に:日刊工業新聞

    ソニーグループは8日、2025年3月期連結業績予想(国際会計基準)の売上高を前回予想から1000億円上方修正し、前期比2・4%減の12兆7100億円を見込むと発表した。自社制作以外... マイクリップ登録する

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