概要 属性(attribute)とはクラスやメンバーに追加情報を与えるものです。 例えば、public や private などといったC#のキーワードもある種の属性と考えることが出来ます。 public ならば「このメンバーはクラス外からも参照可能」、 private ならば「このメンバーはクラス内のみから参照可能」という追加情報が与えられます。 C++ などの既存の言語では、このような追加情報を定義する場合、 言語仕様自体を拡張し、新たにコンパイラを作り直す必要がありました。 それに対し、C# では自分で属性を定義し、クラスやメンバーに付加することが出来ます。 すなわち、ライブラリで提供されている属性や自作した属性を用いることで、 コンパイラに対する指示を行ったり、クラスの利用者に対する情報を残すことが出来ます。 属性の情報は、以下のような場面で使われます。 条件コンパイルなどの、コン
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