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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (5)

  • いまさらだけど『ヒナまつり』を読んだらおもしろすぎたのでめっちゃ褒める - 基本読書

    ヒナまつり 1 (HARTA COMIX) 作者: 大武政夫出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2013/08/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る『ヒナまつり』。10年近く前から存在する作品だし、「いまさら読んだのかよ」感が半端ないのだけれども、アニメが放映されてから「そういえば友人が褒めてたな……」と思い出して読み始めたらめちゃくちゃ面白くてドハマリしてしまった。この作品、友人は必死にオススメしてくれてたんだけど、なんか「人をバカにしてんのかな?」みたいな話の筋で一ミリもおもしろそうに聞こえなかったんだよね……。 端的にあらすじを紹介すれば、若手のインテリ系ヤクザである新田の部屋に突如として謎の物体があらわれ、そこから出てきた強力なサイキックである中学生ぐらいの女の子のヒナとヤクザの共同生活がはじまる──と言った感じで、なんかヤクザと

    いまさらだけど『ヒナまつり』を読んだらおもしろすぎたのでめっちゃ褒める - 基本読書
  • 早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書

    早川書房が突然電子書籍版の海外SFセールをはじめたので、SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当していてかつブログも書いている身なので、これはまあ、さすがになんかオススメとか書いておいたほうがいいかという気持ちになってきたので今この記事を書いている。いろいろな角度からオススメしたいばかりなので全部取り上げられるわけではないが、まあ軽い目安としてご活用ください。 まずはこれを読むと良いのでは?? ハヤカワ文庫SF総解説2000 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るハヤカワ文庫SF総解説2000。2015年に出た『ソラリス』文庫版によって2000番に到達したハヤカワ文庫SFを記念して、2000冊分のSFを総解説した一冊。ほとんどの作品は340文字で的確に、シリーズ物などは1ページまるっと使って解説し

    早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書
  • 人工知能本読みすぎて飽きたけどその中でも記憶に残っている本を紹介する - 基本読書

    この数年人工知能バブルかってぐらい人工知能関連が出まくっていて、最初の頃は律儀に一冊一冊読んでいたもんだが、だんだん飽きてきた(そりゃ読みまくってるんだからそうだ)。やれ人工知能仕事が奪われるだとか奪われない仕事はなんだとかの話は定番だが、定番すぎてそうそう新しい解釈が出てくるわけではない。消える仕事は消えるし、残る仕事の分野もだいたい明らかになってきている。 とはいえそれでも読んでいると「おお、これは視点が良いな」と思えるものもあり、そういうのは読んでいて楽しい。その書き手はやっぱり基的には専門的な知識を持っている人たちだ。認知ロボット工学者であったり、AI研究所に勤めていたり、機械学習の専門家だったりする。最後のはまた特殊事例といえるが、稿ではそうした人工知能飽きた僕の中で記憶に残っているをいくつか紹介してみようと思う。 まずは基的なところを教えてくれる一冊 シンギュラリ

    人工知能本読みすぎて飽きたけどその中でも記憶に残っている本を紹介する - 基本読書
  • 虚構が起こした革命──『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』 - 基本読書

    サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/08メディア: 単行この商品を含むブログを見るサピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/08メディア: 単行この商品を含むブログを見るサピエンス全史とあるように、人類の歴史を上下巻合わせて約600ページほどでコンパクトにまとめたノンフィクションになる。とはいえ人類史は600ページで語れるほど短くはないから、必然的に「語りの視点」が必要になってくる。書でその視点にあたるのは、現生人類だけが持ち得た「虚構を操る力」になるだろう。 書も普通の人類史と同じく、アウストラロピテクス、ネアンデルタール人、と人類の起源/類縁から辿っていくが、最初に、中でも

    虚構が起こした革命──『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』 - 基本読書
  • 過去の科学者に現代の基準でマジレスする──『科学の発見』 - 基本読書

    科学の発見 作者: スティーヴンワインバーグ,大栗博司,Steven Weinberg,赤根洋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/05/14メディア: 単行この商品を含むブログを見るこれはまたけっこうヘンテコな──というか、あまりないタイプの科学史ノンフィクションである。たとえば──紀元前、デモクリトスやらタレスやらゼノンやらの時代の人々がいっていた「世界を説明する記述」にたいして「もちろんゼノンの論法は間違っている。」とマジレスしながら科学史を辿り直していく一冊なのだ。 間違っていることなんか現代では誰もが知っているのだから(そしてその一部に真実をかすめている部分があればすげーともなるわけだが)それをわざわざ指摘してどうするんだとこっちがマジレスしたくなるが、これが読んでみるとたしかになんでわざわざそんな野暮なことをやらなければならないのかの意味はよくわかる。 どういうこ

    過去の科学者に現代の基準でマジレスする──『科学の発見』 - 基本読書
    djehgrtnlr
    djehgrtnlr 2016/05/16
    よさそう
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