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2009年5月24日のブックマーク (3件)

  • macOSでサーバー稼業 & どうせ疲れるなら、できあがったものをどう活かすかで疲れたいよね

    クリックで手軽にiOSやMacと親和性の高いサーバー運用ができる、そんな夢を背負ってデビューしたServer.appは、気がつけば、その役割を縮小し細々とした存在になってしまいました。同時に、その掲げられた夢にすがって恩恵を受けていたユーザーたちは、路頭に迷う時代になりました。 中小オフィス向けサーバーを簡単に構築、管理できるという位置づけでのServer.appの提供はなくなりました。しかし、その向こう側には、かつてと変わらないパワフルな環境が引き継がれています。ここでは、Server.appに頼らず、macOSの基構成を中心に、ちょっと小さなオフィスや自宅向けのサーバー環境を構築、運用する方法を考えていきます。

  • ウェーバーの社会学(2)― 理解社会学の方法と「世界宗教の経済倫理」

    『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』は,近代西欧社会にとって非常に重要な歴史現象であるといっても,あくまでひとつの「歴史的個体」についての研究であった。ウェーバーは1911年ころから,『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』の研究を拡張し,世界宗教(儒教,ヒンズー教,仏教,キリスト教,イスラム教/および,世界宗教とはいえないが,キリスト教,イスラム教誕生の母胎になったユダヤ教)のそれぞれの特質と経済活動との関連を系統的に論じる「世界宗教の経済倫理」の研究に着手した。また,社会学のすべての研究領域を網羅した観がある『経済と社会』の執筆も始めていた(前回の授業のプリントの冒頭に記した『宗教社会学論集』と『経済と社会』の目次を参照のこと)。 このような研究の広がりにともなってウェーバーの研究方法も変化する。特定の歴史的個体についての理念型をつくるだけでなく,さまざま歴史的個体を比

  • ウェーバーの社会学(1)―『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と社会科学方法論

    マックス・ウェーバー(Max Weber, 1864~1920)は19世紀末から20世紀初頭に活躍したドイツの社会学者である。宗教生活と経済活動のかかわりを論じた『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』(Die Protestantische Ethik und der "Geist" des Kapitalismus,初出:1904-05)や『宗教社会学論集』で名高い。かれは社会学方法論,政治社会学,都市社会学,法社会学などの研究でも大きな業績をあげ,その後の社会学の研究に大きな影響をあたえた。かれが生前に完成させることができなかった『経済と社会』はこれらの研究を網羅した大著である。『宗教社会学論集』と『経済と社会』の目次を記しておこう。日では,これらの著作のそれぞれの章の翻訳が分厚い(ときには上下2巻に分けられた)単行として発行されている。