ここ数年、ベンチャーが進出する産業が大きく変化し、仮想通貨や民泊、ドローンなど、「法規制」によって事業の大きな転換を迫られるケースが増えている。 そうした中で、規制に関わる省庁や政治家との意見交換・交渉を行うロビイストの重要性も増してきた。 しかし、機密性の高い仕事なだけに、なかなか表立ってその仕事の中身が語られることは少ない。 ロビイストの活動とは一体、どんな仕事なのか。ロビイングを行う際に気をつけるべき点は何なのか。ベンチャーのロビイングに関わる3人に話を聞いた。 最先端のテクノロジー領域と政治・行政らをつなぐ 「この分野は将来有望だけど、政治や既存業界との関係で問題がないか、ウォッチしてほしい」 ロビイングを含めたパブリックアフェアーズ(政府渉外や広報)のコンサルティングを行うマカイラには、シリコンバレーの多国籍企業だけではなく、日本国内の創業間もないベンチャーや投資家からも相談が舞