またの名を「PSI九段下ニセ科学研究所」とか「PSI九段下総研」とか 『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG 「ニセ科学はなくならない」という主旨のエントリを書くとブックマークが稼げるらしい。というのは冗談だけど、そういうエントリをここ数日だけでも3つほど見てしまいました。 多分、ニセ科学もオカルトも、えせスピリチュアルな話も、なにをやったってなくなりはしません。確かにニセ科学批判の射程距離は短いでしょう。しかし、批判が届かないからなくならないということではないんじゃないか。その理由をちょっとまとめておきます。 人間は錯誤・思い違い・思い込みをするものだから。自分が好ましいと思う結論や、それを支援してくれる意見は、内容の妥当性を問わず採用したくなるから。呪術的思考はもっともらしく、十分に説得力があり、かなりな程度まで合理的判断