先週は、イギリスのニューカッスル大学にてTEIカンファレンスが開催されていました。TEI (Text Encoding Initiative)というのは、人文学のためのテキストデータを構築するために1987年から策定され続けている国際的なデファクト標準のガイドラインであり、それを策定する団体のことでもあります。前者をTEIガイドライン、後者をTEI協会(Consortium)と言います。 このTEIガイドラインの詳細については、最近、日本語の解説書『人文学のためのテキストデータ構築入門』(文学通信)が出まして、アマゾンのKindleでも読めますので、よかったらぜひご覧ください。お金を出すのは大変だけどなんとかして読みたいという場合は、公開前提のレビューを執筆してもよいのであれば、「『人文学のためのテキストデータ構築入門』刊行記念レビューキャンペーン」から申込んでいただければ無料で読むことも