6月3日 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(写真)は午前の参議院厚生労働委員会で、東京五輪開催に向けて、「(専門家の)考え方を述べるのはわれわれの責任」との認識を示し、「しかるべくところに考えを示す」と述べた2月2日、東京で撮影(2021年 代表撮影/ロイター) [東京 3日 ロイター] - 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は3日午前の参議院厚生労働委員会で、東京五輪開催に向けて、「(専門家の)考え方を述べるのはわれわれの責任」との認識を示し、「しかるべくところに考えを示す」と述べた。 東京五輪・パラリンピック大会の開催に関して尾身氏は「(開催の可否を専門家が)判断する権限はないし、責任も取れない」とした上で、「考え方をまとめて述べるのはわれわれの責任だ」と強調。「政府にアドバイスしてもIOC(国際オリンピック委員会)には届かない。どこに述べたらいい