「明日にでも起こるかもしれない”首都直下型地震”。新聞やテレビなどは、連日のようにその危険度をあおっていますが、実は東京にも、地震に強い地域があることについては報道されてません。そこで東京が大地震に襲われた場合、建物倒壊、火災などのリスクが低い”安全な街”について、あらためて検証してみました」と語るのは、災害危機コンサルタント・堀越謙一さん。 2月21日、国の中央防災会議が、首都直下で起こる東京湾北部地震に関する新たな調査結果を発表した。その調査で、地震を起こすプレートの境界部の深さが以前の調査(30〜40キロメートル)よりも約10キロメートル浅くなっていることが判明。同会議は、震源地点が地上により近くなったことで、これまで想定していた最大震度(6強)を7へと引上げた。 今回、東京「首都直下型地震」に強い街ランキングを作成・監修してくれた堀越さんによると、「都内で災害リスクのすくない街