子育て期の寝室の使われ方を探る今までの住宅の間取りはこどもが個室で一人で寝ることを前提に提案されてきました。しかし子育て期は親子一緒に寝ているのが一般的なのではないでしょうか。今回は子育て期の「寝方」の実態を調べてみました。 家族が誰とどのように寝ているのか、を「家族の寝方」と呼ぶことにしました。住宅の間取り図では、主寝室はベッドが2つ間隔をおいて並び、子ども部屋にはベッドと机がレイアウトされているのが定番となっています。夫婦が主寝室で、こどもが個室で寝ることをイメージしたレイアウトなのですが、これは子どもが成長して個室が必要になった後の話で、小さいうちは親と寝ているのが普通だと思います。しかし、子育て期の家の提案で、この時期の「寝方」に配慮したものは不思議と今まで見当たりません。そこで、今回はまずどのような「寝方」がされているのかその実態を見ていきたいと思います。 1.小学生までの子は親
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