クラウドソーシングとは,インターネットを通じて,企業が不特定多数の人々に業務をアウトソーシングすること。クラウドコンピューティング(クラウドのつづりが異なるが)とともに,今年大きな注目を集めたキーワードの一つだ。 ちなみに一般的なクラウドソーシング事例については,その分析とともに以前のコラムで記したので参考にしてほしい。 ■ いくつご存知ですか?海外のクラウドソーシング事例をまとめてみました これらクラウドーソングサイトが将来性豊かなサービスであることは間違いないが,実際にビジネスとして健全に成長しているものはまだ数えるほどしかないのが現状である。特に成長の足かせになっているのは,需要(企業)と供給(クラウド)の双方を同時に成長させていく必要がある,いわゆる「鶏と卵」の問題だ。 しかしながら多くのサイトが足踏みしているのを横目で見ながら,創業以来,驚異的な成長を続けているサービスがある。世
Kim Zetter 『TED』(テクノロジー、エンターテインメント、およびデザイン)会議が、同会議における有名な講演の動画を翻訳する新しいプロジェクトを開始し、人びとの協力を求めている。 TED会議は、スウェーデン人の大学教授を変え、Jill Bolte Taylor氏の(日本語版期時)を世界に紹介するなど、話題の多い会議だ。 は、年会費6000ドルを支払う各界のエリートだけが参加できる招待者限定の会議だが、2004年からオンライン上に講演のビデオを無料で公開し始めた。それ以降、これらの動画の視聴数は1億回を超えている。だが、今までは英語の動画しか公開されていなかった。 5月13日(米国時間)に開始された『』では、[不特定多数の人が作業を担当する]と高性能のマークアップ言語を組み合わせ、インデックス化が可能で、キーワードで検索できる、複数言語の字幕付き動画を提供している。素晴らしい点は、
世界の「ひと」と「ことば」をつなぎ社会に貢献するために最近はあちこちでクラウド、あるいはクラウドソーシングという言葉を目にするようになりました。このブログでも頻繁に登場しています。 クラウドソーシングという言葉が知られるようになったのは、Amazon Mechanical Turkが登場した頃でしょうか。このサービスの肝はプログラムで処理できない作業を人間が代行するというものであり、その人間はネット上に偏在する個人(クラウド)という位置づけでした。 ひるがえって翻訳業界。様々な支援ツールが導入されておりますが、翻訳そのものは人間が行っています。Amazon Mechanical Turkは単純作業を依頼するものでしたが、翻訳は誰でもができるわけではありません。分野ごとに常識があり、ジャーゴンがあります。好まれる文体があり、避けられる言葉遣いがあります。世間一般でいう「仕事」と、物理学用語の
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