18年ぶりの大改訂、『NHK日本語発音アクセント新辞典』 18年ぶりの大改訂、待望の『NHK日本語発音アクセント新辞典』(NHK放送文化研究所編)が発売になってから約2カ月。新しい言葉が4400語追加され、3300語のアクセントに変更が加えられ、総計7万5005語が収録されている。 綿密な調査研究に基づき、慎重に選択されたアクセント。新しい表記も解説も画期的で、極めて優れた辞書から“時代の息吹”がビンビン伝わってきて、「これが今の日本語だ!」という感動がこみ上げてくる。 18年前には採択されなかったアクセントが、時機を得てさっそうとデビューを果たしたり、採択はされていたが優先順位が低かったものが第一優先に格上げされたり。仕事も政治も世の中も「世代交代」が強く求められているが、アクセントにだって時代の変化とともに、「新旧入れ替わり」があって当然なのだろう。