日本人の手による初の本格的な医学専門辞典として1954年に発刊され,以来60年以上にわたり医学・医療関係者に広く信頼を得る,わが国で最も定評のある総合医学辞典.理解の深まる詳しい解説文が特長である.見出し語 約40,000語. 南山堂医学大辞典は,日本で最初の本格的な医学辞典として1954年に初版が上梓されました.それから60年余を経て第20版まで版を進めることができましたのは,広くご支持をいただいた読者の皆様,刊行にご尽力いただいたご執筆者・協力者各位のおかげであり,深く感謝申し上げます. 本書は医学全領域に加え関連諸領域も含んだ総合的な医学辞典として,できる限り詳しい用語解説の提供を目指しています.この初版以来の編集方針は改訂の度にさらに育まれ本書の特長となっていますが,それゆえ情報量の多い本書の改訂は多くのご専門家のご協力なくしては成しえません.今回の改訂では1,300名を超える方々