朝が苦手なだけでなく、どうも機嫌が悪いという人も多いと思います。仕方がないことと本人も周りもあきらめているかもしれませんが、実は意外と簡単に治せるかもしれません。 米Lifehackerで昼寝の知られざるパワーについて紹介した記事には、「睡眠サイクルの第三段階に入る前に確実に起きることが、効果的な昼寝のカギとなる」とあります。この第三段階を「睡眠慣性(sleep inertia)」といい、この段階に入ると、体も頭も目覚めたくないと思うようになります。 仕事がある日の朝だけ機嫌が悪い場合は、質量ともに十分な睡眠がとれていない可能性もありますが、朝起きた時にいつも機嫌が悪い人は、毎朝起きる時に睡眠慣性の状態にあるのかもしれません。起きたあとでも、いわゆる「寝ぼけた状態」が長く続いてしまうのです。この状態から脱して、覚醒を早めることが快適な朝につながります。「ベストな睡眠サイクルを手に入れるため