2011年06月07日00:00 カテゴリ助成金 震災の影響で急激に増加した雇用調整助成金申請件数と7月1日施行の制度改正 先月末、厚生労働省より「雇用調整助成金等に関する「休業等実施計画届」受理状況(平成23年4月分)」が発表されました。 雇用調整助成金の計画届の受理事業所数は平成21年10月に84,481件という最高値を記録して以来、平成23年2月までは段階的に減少してきていましたが、震災の影響で3月以降増加に転じています。その結果、4月は計画届受理事業所数は62,212件(前月比12.6%の増加)、対象者数は1,831,315人(同56.1%の増加)と申請数が急増しています。この背景には東日本大震災発生後、比較的早めに支給要件の緩和措置が決定し、発表された影響が相当あると推測されます。 さて、このような中、厚生労働省から雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金(以下、「雇用調整助成