・『U.Q.HOLDER』5巻。麻帆良学園編,というより三太編の始まり。麻帆良学園が出てくるのは『ネギま!』に接近しすぎるのでどうかなと思ったが,三太編自体はそれほどつながりがなかった。もっとも,7巻の内容になるが学園祭の格闘大会が出てくるので,結局接近するのだけれど。 → 魔法は表だって存在しなかったが異能者は盛りだくさんで,ある意味毎日が祝祭で,多様性の宝庫……という『ネギま!』時代の学園を知っていると,魔法による格差社会になってしまった今の学園はかなりの寂しさを呼び起こさせる舞台装置である。これほど時間の流れを感じさせるものもないかも。 ・『冴えない彼女の育て方』6巻。微妙なバランスで保ってきたサークルの和が,ある無理によってとうとうヒビが入っていく。この辺は『White Album2』後の丸戸史明であって,それ以前の丸戸ではない感じが強い……というか『WA2IC』の文化祭直前の話と