タグ

ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (30)

  • 『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼

    前々から書こうと思っていた漫画『MASTERキートン』のナイフ術についての話を書く。 『MASTERキートン』の主人公、平賀=キートン・太一は元英軍特殊部隊SAS隊員・考古学者・保健調査員の3つの顔を持つため、作品に様々な知識が登場し、軍隊格闘技、近接戦闘に関する話も出てくる。 中でも「狩人の季節」「獲物の季節」「収穫の季節」の一連のエピソードのナイフに関する話は覚えている人が多いのではないだろうか。 MASTER KEATON / 2 完全版 (ビッグコミックススペシャル) 作者:浦沢 直樹小学館Amazon ナイフの有利を説く場面 単行2巻から該当する部分を引用してみる。画像下にナイフ術に関するセリフも引用した。 なお、私が持っているのは古いコミックなので現在入手できる完全版とは違う部分もあるかもしれない。 この話では同じ説明が3つの場面で登場する。 まずは主人公・平賀=キートン・太

    『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼
  • 漫画の中のロシア武術システマ 『ツマヌダ格闘街』追加2015年11月号分 - 火薬と鋼

    月刊YOUNGKING OURs GH(ヤングキングアワーズGH) 2015年 11 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2015/09/16メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る上山道郎『ツマヌダ格闘街』(少年画報社)の雑誌最新号掲載部分にまたシステマが登場したので、紹介する。 ネタバレを含むので、以降の部分を読む際には注意してほしい。 過去にシステマが登場した部分は以下の4つのエントリで紹介している。 漫画の中のロシア武術システマ 第4回『ツマヌダ格闘街』『嘘喰い』 - 火薬と鋼 漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加 - 火薬と鋼 漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加1.5 - 火薬と鋼 漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加2 - 火薬と鋼 『ツマヌダ格闘街』のこれまでのあらすじ 『ツ

    漫画の中のロシア武術システマ 『ツマヌダ格闘街』追加2015年11月号分 - 火薬と鋼
  • 漫画の中のロシア武術システマ 番外『ジュウドウズ』 - 火薬と鋼

    今週(2014年11月17日)発売の週刊少年ジャンプ掲載の漫画『ジュウドウズ』にシステマについての言及があったので紹介してみる。 近藤信輔『ジュウドウズ』は今年9月から連載が始まった漫画で、主人公は柔道とは別の古い柔を使う柳華(やなぎ・はな)。 華が住む八破羅(やはら)村では古くから独特の柔道が伝えられており、一定の時期、腕自慢が夜間に互いに戦って相手の札を奪い合う柔道頭(じゅうどうず)という祭りが開かれているという設定になっている。なお、この古い柔道と祭は400年の歴史があるとされているが*1、柔術ではなく柔道と呼ばれている。 システマへの言及があるのは、その戦いの中、王屋道場一門が100人がかりで華に襲いかかる場面である。 華に教えた経験がある医師・静は多対一の戦い方についてこう語る。 「やり方はガキの頃に教えたよな…華」 「ただすべてを動かし続けろ。足も 手も 眼も 脳も 肺も」 「

    漫画の中のロシア武術システマ 番外『ジュウドウズ』 - 火薬と鋼
  • システマと『ツマヌダ格闘街』の明道流柔術の違い - 火薬と鋼

    漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加2 - 火薬と鋼で書ききれなかった話を書こう。 先日紹介した漫画『ツマヌダ格闘街』のエピソードの中で、作品に登場する架空の武術・明道流柔術とロシア武術システマの技術が共通しているという説明が出てきた。明道流を修行している主人公ミツルが初めて経験するシステマの練習に即座に適応し、システマの熟練者のような動きを見せた理由として出てきたものだ。 今回はこの点について考えてみようと思う。 考えると言っても架空の流儀の話なので、ほとんど推量になる。ここからの内容は不確かな考察だと思ってほしい。何しろ書いている人間はインストラクターでも何でもないし、言語化しにくい側面もある。 上山道郎『ツマヌダ格闘街』Fight: 97(『月刊ヤングキングアワーズGH』2014年8月号、少年画報社)より。 システマの指導をするバウワンのナイフにミツルが対処する

    システマと『ツマヌダ格闘街』の明道流柔術の違い - 火薬と鋼
  • 電子書籍を導入した大学図書館の一年 - 火薬と鋼

    私の勤務先の大学図書館では昨年6月から電子書籍を導入した。 予算が少ないので一年間で購入した電子書籍は36点。契約先は丸善e-bookと紀伊国屋NetLibrary。 ここ数年で一般向けには数多くの電子書籍サービスが登場したが、大学図書館で利用者に提供できる電子書籍サービスは限られている。 学術情報を中心とした図書館向けの電子書籍PDFベースだ。全文閲覧できるが、ローカルに全文保存することはできず、一度に保存・印刷できるページ数には制限がある。サービス範囲や利用方法、インターフェースの面で一般に販売されている電子書籍とは別の進化を辿っているものだと思ってほしい。電子書籍になっているタイトルも専門書中心で、出版社にも偏りがある。 大学図書館電子書籍導入からその後の一年について、簡単に書いてみよう。 ・まず各社の電子書籍サービスの説明には要注意。学外からのアクセスや貸出サービスの導入などは

    電子書籍を導入した大学図書館の一年 - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2014/06/18
  • 漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加 - 火薬と鋼

    以前漫画の中のロシア武術システマ 第4回『ツマヌダ格闘街』『嘘喰い』 - 火薬と鋼で紹介した『ツマヌダ格闘街』について、その後もシステマが登場するエピソードがあった。『月刊ヤングキングアワーズGH』2013年9月号掲載のエピソードである(単行未収録。15巻以降に収録されるはず)。この雑誌を売っているところが近所になかったため紹介が遅れた。 このエピソードで主人公・八重樫ミツルはライバルである鷹羽和義と試合をしている。ミツルは腹部に突きを受け、ダウンするのだが、システマの呼吸法を行って立ち上がる。 上山道郎『ツマヌダ格闘街』Fight: 86(『月刊ヤングキングアワーズGH』2013年9月号、少年画報社)より これは前に紹介したエピソードのカイン王子と同じ対処であり、他の登場人物達もそのことを思い出している。事前に鷹羽の攻撃を受けることを想定して対処を考えていたのだ。 上山道郎『ツマヌダ格

    漫画の中のロシア武術システマ 補遺 『ツマヌダ格闘街』追加 - 火薬と鋼
  • あの怪作が色々変わって漫画化 『戦国の長縞GB軍』 - 火薬と鋼

    志茂田景樹『戦国の長嶋巨人軍』と言えば、自衛隊の兵器・装備を使って練習していた巨人の野球選手が戦国時代にタイムスリップするという小説で、一部で話題になった珍品である。 戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス) 作者: 志茂田景樹出版社/メーカー: 有楽出版社発売日: 1995/04メディア: 新書購入: 1人 クリック: 74回この商品を含むブログ (10件) を見る あれが『月刊コミック乱』で漫画化されている。 タイトルは『戦国の長縞GB軍』日高建男 原案/志茂田景樹 今月27日発売の九月号からの短期集中連載とのこと。色々配慮しているのか、登場する野球選手の名前は全て実在しない名前に変えられている。 第一回のあらすじを簡単に書くと以下のようなものだ。 1995年、長縞繁郎(ながしま・しげろう)監督率いる東京グレートベアーズ=GB軍の選手は群馬県の相馬原演習場で軍事演習を行っている(精神力を

    dododod
    dododod 2013/07/31
  • 漫画の中のロシア武術システマ 第4回『ツマヌダ格闘街』『嘘喰い』 - 火薬と鋼

    前回でシステマについて詳しく扱った漫画は全て紹介し終わった。 今回は僅かなシーンだけ登場している漫画を紹介しよう。 第4回は『ツマヌダ格闘街』(上山道郎、少年画報社)と『嘘喰い』(迫稔雄、集英社)について書いてみる。 ツマヌダ格闘街 10 (ヤングキングコミックス) 作者: 上山道郎出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2011/07/11メディア: コミック購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る嘘喰い 27 (ヤングジャンプコミックス) 作者: 迫稔雄出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/11/19メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 『ツマヌダ格闘街』とシステマ 『ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)』は『ヤングキング』で2006年21号から連載が始まり、『ヤングキングアワーズ』、『月刊ヤングキング』、『月刊ヤ

    漫画の中のロシア武術システマ 第4回『ツマヌダ格闘街』『嘘喰い』 - 火薬と鋼
  • 漫画の中のロシア武術システマ 第3回『TOUGH (タフ)』 - 火薬と鋼

    <<前回漫画の中のロシア武術システマ 第2回『ディアスポリス 異邦警察』 - 火薬と鋼 マイナーな格闘技というのは出てくる漫画も限られている。格闘技漫画であっても出てくるのは一般に知られた格闘技が中心である。今回はそんな格闘技漫画の中で珍しくシステマが登場した例。 第3回は『TOUGH (タフ)』(猿渡哲也、集英社)について書いてみる。 TOUGH-タフ- 20 (ヤングジャンプコミックス) 作者:猿渡 哲也発売日: 2008/05/19メディア: コミックTOUGH―タフ― 20 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:猿渡哲也発売日: 2013/02/19メディア: Kindle版 システマが登場するまでの『タフ』の話の流れ 『TOUGH (タフ)』(以下『タフ』)は『週刊ヤングジャンプ』で2003年35号より2012年34号まで連載された漫画だ。『高校鉄拳伝タフ』(1993

    漫画の中のロシア武術システマ 第3回『TOUGH (タフ)』 - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/07/20
  • 漫画の中のロシア武術システマ 第2回『ディアスポリス 異邦警察』 - 火薬と鋼

    <<前回漫画の中のロシア武術システマ 第1回『アクメツ』 - 火薬と鋼 システマは旧ソ連/ロシア特殊部隊スペツナズの格闘技として知られている。スペツナズ隊員の必修訓練というわけではないが、実際訓練している人はいるし、システマは人的・技術的に特殊部隊との関わりが深い。漫画の中でも特殊部隊隊員・元隊員がシステマを使う例がある。今回紹介するのもそうした例の一つだ。 第2回は『ディアスポリス 異邦警察』(すぎむらしんいち漫画、リチャード・ウー脚、講談社)について書いてみる。個人的にはこの漫画のシステマの扱いが一番好きだ。 ディアスポリス?異邦警察?(5) (モーニングコミックス) 作者: すぎむらしんいち,リチャード・ウー出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/01/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る システマが登場するまでの『ディアスポリス』の話の流れ 『ディアスポ

    漫画の中のロシア武術システマ 第2回『ディアスポリス 異邦警察』 - 火薬と鋼
  • 漫画の中のロシア武術システマ 第1回『アクメツ』 - 火薬と鋼

    ロシアの格闘技であるシステマは、これまでいくつかの漫画に登場している。 これから不定期にそうしたシステマが登場する漫画を紹介し、その描写にシステマ練習者として解説・批評を加えていきたい。ストーリーにも触れるため、ネタバレもある。 第一回は『アクメツ』(田畑由秋脚、余湖裕輝作画、秋田書店)について書いてみる。 アクメツ 16 (少年チャンピオン・コミックス) 作者:田畑 由秋発売日: 2005/12/08メディア: コミック今回引用した画像は全てこの16巻からとった。余白を詰め、記事と関係ないコマを白く加工したため、実際のコミックのページとは見え方が違う点を了承してほしい。 システマが登場するまでの『アクメツ』の話の流れ 『アクメツ』は、『週刊少年チャンピオン』で2002年43号より2006年17号まで連載された漫画だ。舞台は現代日で、実在の人物をモデルにしたキャラクターも登場する。 あ

    漫画の中のロシア武術システマ 第1回『アクメツ』 - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/07/13
  • 至近距離で困った時のライフハック・拳銃で人を殴れ - 火薬と鋼

    ウチではもはや定番の話題の一つ。困った時に使える技を紹介しよう。そこらのライフハック記事ではちょっと紹介されていないテクニックだ。 近すぎる距離での銃 一般に、近接戦闘で相手に銃を捕まれるほどの距離だと、銃を持っている側が有利になるとは限らない。 例えば屋内の戦闘で、物陰や角に隠れた相手が飛び出してきていきなりこちらの銃をつかんだらどうなるか? あるいはナイフを持って襲い掛かってきたら? こうした時に対処する技術は、軍や警察の特殊部隊向けに研究・訓練がなされている。以前書いたナイフと銃を同時に構える技術 - 火薬と鋼もその一例だ。 米軍特殊部隊向けの格闘技Special Operations Combative (SOCP)では至近距離の相手をコントロールし、銃が使える体勢や距離を作る技術が教えられている。 システマだとSonny Puzikasらが相手をコントロールして撃つ技術を教えてい

    至近距離で困った時のライフハック・拳銃で人を殴れ - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/02/22
  • 図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼

    図書館司書はで戦うことができると思われているフシがあるので、そういう技術を紹介することにも一定の意義があると思う。もちろんや雑誌があれば書店員でもその他の職業の人でも可能だ。や雑誌を使う格闘技術映画「ボーン・スプレマシー」や「ボーン・アルティメイタム」に登場しているが、空想のものではない。 今回はフィリピン武術「パナナンダタ」の技法を元に日用品を武器として扱うテクニックを解説したDVD(ESPY-TV社のMartial Arts Video Pananandata 6)から一部を紹介する。 パナナンダタの動画 パナナンダタはフィリピン・ルソン島のタガログ語文化圏の武術である。他のフィリピン武術(カリ、エスクリマ、アーニス等)と共通している部分もあるが、独自の技術・武器がある。例えば多くのフィリピン武術で使われるスティックは約65〜75cm程だが、パナナンダタで使われるスティックは約

    図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/01/11
    (物理)
  • 誰が読むのか分からない火薬と鋼の2012年ボツネタ2つ - 火薬と鋼

    2012年ボツ王決定戦!フルタ製菓×はてなブログお題キャンペーンということで没記事を投稿してみる。自分の場合、ボツネタは書きかけで終わっているものしかない。これは書いていて資料不足だとか受けが悪いとか途中で気づいて書くのを止めたためだ。 没エントリその1「社会人なら知っておきたいククリ技術」 ククリ、あるいはグルカナイフと呼ばれる大型の湾曲したナイフは、その特徴的なシルエットやグルカ兵の伝説的な強さとあいまってマンガなどにも登場している。その一方で、このナイフの用法についての知識が広まっているとは言いがたい。 そこで、今回はククリの戦闘技術について解説しよう。来年社会人になる学生は、そろそろ自分のククリくらい買う時期だろう。 ククリとは? 呼び方が複数あって紛らわしいし、中には知らない人もいるだろうからナイフそのものも簡単に説明する。 ククリはネパールおよぼインドの一部で使われるナイフで、

    誰が読むのか分からない火薬と鋼の2012年ボツネタ2つ - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/01/04
  • 2012年のマンガを振り返る - 火薬と鋼

    2012年読んでいたマンガについてややマイナーどころに限って書いてみる。 昨年末に公開予定だったが、遅れに遅れた。 戦国武将列伝 ・長谷川哲也『セキガハラ』 宣伝で「予測不能」と書かれて始まった石田三成主人公のマンガ。巨人の家康、未来予知の三成、グラサンかけた島左近など、確かに予想できない。 最近の号で前田利家が巨人を出現させていたが、あれって狛村隊長の卍解じゃね? 前田利家の幼名は犬千代だから犬つながりで。 ・荻野真『孔雀王-戦国転生-』 まさかのこの雑誌での連載開始。でも信長って昔の『孔雀王』にいたよね。あの時の信長の話と整合性をとる気は全くないようで、ちょっともったいない。 色々伏線はあるけど、先行き心配でしかない。 コミック乱 ・とみ新蔵『剣術抄』 とみ先生らしい剣術解説中心の話だが、『虹の天忍』の先例から考えると、ああいったオリジナル色の強い話が成功しそうな予感がしない。何度も小

    2012年のマンガを振り返る - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2013/01/01
    ”ややマイナーどころに限って書いてみる”
  • 『ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU』第二夜のシステマを解説する - 火薬と鋼

    テレビアニメ『ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU』にロシア格闘技のシステマが登場するというので見てみた。システマを練習している人間として色々と気になる点があったので、ちょっと紹介してみる。 http://www.hayate-project.com/ アニメ公式サイト このアニメは少年サンデー連載の漫画のアニメ化だが、アニメオリジナルのストーリーとなっている。しかしアニメ編も公式サイトも、原作未読の人間には理解しにくい不親切な内容だ。とりあえず綾崎ハヤテという執事が主人公の話で、ギャグ寄りだということだけ認識しておいてくれれば十分だろう。 システマが大きく登場する第二夜では、登場人物の一人ツグミ・ルリが自分の特技であるシステマを見せる。システマがマイナーであることを配慮してか、登場人物の剣野カユラと春風千桜が解説を入れている。 まずはシステマを知らない

    『ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU』第二夜のシステマを解説する - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2012/10/12
    ”システマを練習している人間として色々と気になる点があったので、ちょっと紹介してみる。”
  • 知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 - 火薬と鋼

    多くの人は、実はロープを使って戦うことを無自覚に知っているが、詳しくは知らない。ちょうどロープ・ファイティングについて書かれた絶版を入手したので、ロープを使う戦闘技術について解説してみよう。 知らないようで意外と見ているロープ・ファイティング 多くのサスペンス物やアクション物の世界で、ロープあるいはワイヤーやチェーンのような道具は武器として使われてきた。例えば映画「ブラックホーク・ダウン」でも米軍兵士がこっそり敵を始末するのにこの手の道具を用いている。あるいは犯罪を描いた作品でもその手のシーンが出てくる。誰もが一度ならずフィクションの世界で武器としてロープが使われた場面を目にしているはずだ。 フィクションの世界では一方的な絞殺というどこか後ろ暗い部分ばかり登場するが、実際のロープ・ファイティングには相手の攻撃に対する防御や捕縛・制圧を含めた多様な技法が存在する。こうしたロープを使った戦闘

    知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2012/10/02
    ロープ・ファイティング
  • 動画を例にナイフの逆手持ちの意義を書く - 火薬と鋼

    ナイフを逆手に持つリバースグリップは、利点が分かりにくいためよく疑問の種としてスレッドが立ち、2chまとめサイトでまとめられている。そういった場合、あまり経験者の書き込みはないようだ。 以前、そろそろ「逆手持ち」について書いておくか - 火薬と鋼というエントリを書いたが、具体例や戦術の話をしていなかったので、分かりにくい部分もあったと思う。そこで、改めて逆手持ちの意義について、今回は分かりやすいように動画を交えて解説してみる。 分かりやすさ重視で応用や深い話は書かないので、経験者向きではない点を理解しておいていただきたい。以前のエントリでも書いたことだが、ここで紹介するのは分かりやすい一側面であり、これ以外にも意義や用法がある点に注意。 刺突 逆手持ちはより近い間合いでの突きに適している。 特に相手がタックル等で組み付いてきた場合など、相手の体勢が低く、体が近い場合には、逆手のほうが突きや

    動画を例にナイフの逆手持ちの意義を書く - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2012/09/09
  • ここ最近の格闘技マンガについてあれこれ - 火薬と鋼

    腰を痛めてあまり身動きがとれないので、やることがない。久々にマンガの話でも書こうと思う。 『TOUGH -タフ-』 ・『TOUGH -タフ-』が終わった。『タフ』の迷走っぷりたるやかなりのものだが、鬼龍や尊鷹がただの親切な伯父さんになって弱くなってしまった上に出自の問題が混乱してしまったのは特に問題だろう。 ・灘神陽流とは何だったのか。 ・その後始まった外伝では鬼龍がゾンビ物のような世界観(出てくるのは謎のクリーチャーだが)で戦う話に。鬼龍でやる必要あるのか、これ。 『範馬刃牙』 ・コミケで入手した「だったらイケるぜ!」の感想を読んだら、去年の12月時点では刃牙が勇次郎に虎王を決めていたところだった。進展してない。 ・勇一郎が登場した意義は何だったのか。勇次郎と正反対というキャラ付けやエジプトの壁画から、代々続く親子の相克みたいな背景が出てくるのかと思っていたのだが。いずれにせよ、あの一

    ここ最近の格闘技マンガについてあれこれ - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2012/08/16
    TOUGH -タフ-/範馬刃牙/餓狼伝/修羅の門 第弐門/オールラウンダー廻/空手小公子 小日向海流
  • ファラデーもベンジャミン・フランクリンもそんな事は言ってない - 火薬と鋼

    はやぶさ2について、松浦氏のブログに今後の計画が危ぶまれている現状についてのエントリが掲載された。 はやぶさ2、予算の危機について: 松浦晋也のL/D JAXA内ではこの件がどのような認識になっているのかも気になるところだ。 はやぶさ2の継続は私も希望しているが、この記事に気になる部分があった。 ファラデーの逸話(野田篤司 (@madnoda) on Twitter) ファラデーの逸話『「磁石を使ってほんの一瞬電気を流してみたところで、それがいったい何の役に立つのか」と問いかけた政治家に対し、「20年もたてば、あなたがたは電気に税金をかけるようになるでしょう」とファラデーは答えたという』出典元:電気史偉人辞典 この話、何かに似ていないだろうか。 かつて事業仕分けの批判で引用された、ベンジャミン・フランクリンの逸話である。 あのときの事業仕分け人に教えるべき、昔の偉人の回答 ベンジャミン・フ

    ファラデーもベンジャミン・フランクリンもそんな事は言ってない - 火薬と鋼
    dododod
    dododod 2011/12/05