日本ではあまりメジャーではないが、海外ではかなり古くから存在しているのが、パスワードをはじめとする機密情報を安全に送信するためのサービスだ。これらは一度表示するとデータが自動削除されてURLが無効になるか、あるいは有効期限を超えた場合も自動削除されてサーバ上からなくなる仕組みになっており、メールなどのログに残したくないパスワードや個人情報を相手に送りたい場合に向いている。 これらのサービスのいう自動削除はあくまで自称であり、本当にサーバ上から抹消されているかどうかは利用者の側からは確認のしようがないが、パスワードを記して平文で送信したメールがサーバ上にそのまま放置されている状態と比べるならば、こちらのほうが第三者に閲覧される可能性は低いだろう。ブラウザ上での表示時間に制限を設けたり、URLの表示にパスワードを用意しているサービスもある。 今回は、これらのサービスを5つ紹介する。いずれも海外