小説に関するdokusyotyuのブックマーク (24)

  • 小説の商業出版にいたる顛末:八潮久道『生命活動として極めて正常』 - やしお

    小説(短編集)が来月(2024年4月)にKADOKAWAから出版されることになった。その顛末やいろいろ思ったこと等のメモ。 ※このエントリはKADOKAWAの担当編集者や広報に見解を求めて書いていない。「私のケースはこうだった、私からはこう感じた/こう見えた」を記録している。勘違いされるといけないので念のためお断り。 概要 カクヨム(小説投稿サイト)で年に1~2作ほど小説をアップしていた。それ以前のブログ時代からだと20年くらい書いていた。 カクヨム経由でKADOKAWAから単行の刊行の打診があった。カクヨムに過去に投稿した作品5編と、書下ろし2編を加えて短編集とすることになった。 著者側の実作業としては3ヶ月弱程度。 アマチュア時は単に「作品」でしかなかったけど、今回は同時に「製品(商品)」の側面が出てきて色々新鮮だった。 自分が書いたものが物理的なになるのは、単純にうれしい。 目次

    小説の商業出版にいたる顛末:八潮久道『生命活動として極めて正常』 - やしお
  • 東京創元社のSF小説50%割引の電子書籍セールがきたので、オススメを紹介する - 基本読書

    創元SF文庫が創刊60周年ということで、創元SF文庫総解説などいろいろな企画が動いている。その流れのひとつで、ゴールデンウィークに合わせて創元SF文庫作品が中心にKindleで50%オフセールがはじまっているので、今回は僕の個人的なオススメを中心に紹介していきたい。このブログでは早川書房セールはよく紹介しているけど東京創元社セールの紹介ははじめてなので、掘り出し物もあるだろう。 Amazon.co.jp: 東京創元社: Kindleストア まずは豊富な海外のテーマ・アンソロジーから スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選 (創元SF文庫) 作者:ケン・リュウ,桜坂 洋,アンディ・ウィアー,デヴィッド・バー・カートリー,ホリー・ブラック,チャールズ・ユウ,チャーリー・ジェーン・アンダース,ダニエル・H・ウィルソン,ミッキー・ニールソン,ショーナン・マグワイア,ヒュー・ハウイー,コリ

    東京創元社のSF小説50%割引の電子書籍セールがきたので、オススメを紹介する - 基本読書
  • ディストピアとか管理社会とかで面白い作品教えてや : 哲学ニュースnwk

    2023年02月28日16:00 ディストピアとか管理社会とかで面白い作品教えてや Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 23/02/28(火) 12:32:25 ID:5LKV【未解決】彡(^)(^)「台風の日特有の家中が真っ赤になるやつちょっとすき」 色々観たけどどれもイマイチパッとせんわ 2: 名無しさん@おーぷん 23/02/28(火) 12:38:25 ID:00vn vフォーヴェンディエッタ 3: 名無しさん@おーぷん 23/02/28(火) 12:38:55 ID:5LKV >>2 あれってそういうストーリーなん? あのアノニマスのマスクの元ネタよな 11: 名無しさん@おーぷん 23/02/28(火) 12:41:26 ID:00vn >>3 ワイは映画の方しかみたことないけど秘密警察とか夜間外出禁止とかがある独裁国家が舞台やった まぁめちゃくちゃディストピアって感じでは

    ディストピアとか管理社会とかで面白い作品教えてや : 哲学ニュースnwk
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    dokusyotyu 2023/02/28
    なんだかんだで『すばらしい新世界』の世界が一番好き。苦痛なく生きてあっさり死にたい。最近の小説だと柞狩湯葉著『たのしい超監視社会』がおすすめ。アニメだとPSYCHO-PASSの1期。SF沼はたのしい。
  • 【セルフまとめ】小説家になろう&カクヨムの自分的に特に気に入っているものまとめ

    無造作にブックマークしすぎたから、ブックマークが雑多になってしまったので、特に追っかけてるものが埋もれないように 不定期に更新予定 それぞれにタイトルとリンクを追加

    【セルフまとめ】小説家になろう&カクヨムの自分的に特に気に入っているものまとめ
  • 語り手が異常な小説が読みたい - 千年先の我が庭を見よ

    「信頼できない語り手」という小説ジャンルがある。 信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、英語: Unreliable narrator)は、小説映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである 信頼できない語り手 - Wikipedia 好きだな~そういう胡乱さ…。 でも私はもっともっと希薄なトラストを求めていて、語っている奴が人間なのか存在するのかどうかすら怪しく、言うなれば信憑性に欠ける信頼できない語り手の小説が読みたい。なんなら語っている内容の虚偽というよりは、存在の胡乱さの方を求めている。しかし読みた~い!と言ったところでインターネッチョの海で親切なウミガメが運んできてくれるはずもなく、自ら竿を持ち餌を撒かないかぎり得られないのである。 仕方

    語り手が異常な小説が読みたい - 千年先の我が庭を見よ
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    dokusyotyu 2022/11/30
    既出だが松浦理英子著『最愛の子ども』。主人公たち「以外」の「わたしたち」によって語られる一人称複数視点の物語。読者は徹底して傍観者であり、真に主人公たちに何が起きているかは想像されるしかない。
  • 「夢ないでしょ?」累計100万部超え、アニメ化決定クラスのラノベ作家が公開した年収に反応さまざま

    徒然草@なろう書籍化作家の裏垢、最強でんでんガチプレイ @ZORXEtqqLV0ByxW 今年の手取り収入です 源泉徴収引かれた後の値段 ここから消費税、住民税、年金、国民健康保険を払って残ったのが当の手取りです 夢ない仕事 1月1320000 2月180000 3月170000 4月550000 5月180000 6月2500000 7月1250000 8月290000 9月250000 10月1900000 11月180000 12月2100000 おおよそ1087万円 2022-11-20 20:54:24 徒然草@なろう書籍化作家の裏垢、最強でんでんガチプレイ @ZORXEtqqLV0ByxW これを見て、 「十分稼いでるじゃん!」 「夢あるじゃん!」 って言ってる人がいますけど、 私の作品 ・シリーズ累計100万部超 ・アニメ化企画進行中 の作家ですよ? つまり、全小説家の上位

    「夢ないでしょ?」累計100万部超え、アニメ化決定クラスのラノベ作家が公開した年収に反応さまざま
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    dokusyotyu 2022/11/23
    数年前の本ではあるが、森博嗣著『作家の収支』は単行本・ノベルス・文庫別の売り上げ冊数やドラマ化・映画化の影響、原稿料や印税といった収入についてなどの記載があり面白かった。
  • 小説を書く時、頭の中で場面を映像として見るか静止画として見るかという話をしてたら自分の文章の弱点が発覚した

    umekob. @umekob_dot おれが神だ!!!一次創作と悪ふざけと原神しかしてません。ヘッダー:月岡月穂さま【マシュマロ→ https://t.co/CyD7oFs1T0】商業作家垢 → @umeno_kobuki https://t.co/c5lGIRsatG umekob. @umekob_dot 昨日、もくりで 「小説を書く時、頭の中で、その場面を映像として見ているか。それとも静止画として見ているか」 みたいな話をしたんだけど、意外と自分の文章の傾向(弱点)と結びついてて面白かったよっていう話。 pic.twitter.com/XQpKFpC1Pw 2022-11-20 19:05:19

    小説を書く時、頭の中で場面を映像として見るか静止画として見るかという話をしてたら自分の文章の弱点が発覚した
  • 宇佐見りん×遠野遥 若手芥川賞作家は、小説を書くために「何を考え」「どんな訓練をしている」のか?(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    推し、燃ゆ』で芥川賞を受賞した宇佐見りんさん、『破局』で同賞を受賞した遠野遥さん。それぞれの芥川賞受賞第一作となる三作目『くるまの娘』(5月12日発売予定)、『教育』が大きな反響を呼んでいます。お互いの作品をどう読んだのか、作家としていま何を考えているのか、二人が語りました(記事は2月12日にジュンク堂池袋で行われた対談イベントの一部を構成したものです)。 【前編】「宇佐見りん×遠野遥 「若手芥川賞作家」は、小説をどう読んでいるのか? プロの「小説の読み方」」はこちら 「畳で正座して読んだほうがいいな」 ——宇佐見さんの三作目(「くるまの娘」)、遠野さんはお読みになっていかがでしたか? 遠野 一作目、二作目と読んできて、今作はいままでで一番重いなと思いました。一番、ドンとくる感覚があったというか。というのは、いつでも読めるし、どこでも読めるものですよね。ベッドで横になっていても、移動

    宇佐見りん×遠野遥 若手芥川賞作家は、小説を書くために「何を考え」「どんな訓練をしている」のか?(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • マジでいいところまで書いてて死んでしまった作家

    佐藤タカヒロ:バチバチシリーズ 『バチバチ』『バチバチ BURST』に続く最終章『鮫島、最後の十五日』の13日目の取組を完結させて逝去。最終章すべてを使って盛り上げてきた14日目に最強の横綱泡影との取組が控える中、未完で完結となった。 打海文三:応化戦争記シリーズ 『裸者と裸者(上下)』『愚者と愚者(上下)』に続く最終章の『覇者と覇者』の下巻3章まで書いて逝去。長い戦争が終わりここから平和への道を、戦乱の申し子であるカイトと椿子がどう歩むのかというところで未完での完結となった。 ヤマグチノボル:ゼロの使い魔 全22巻中20巻まで執筆した後に人により末期がんであることが明かされそのまま絶筆となった。その後、ヤマグチが遺したプロットに則り、生前のヤマグチおよび遺族によって選出された代筆者によって21巻、22巻が刊行され完結となった。 多田かおる:いたずらなKiss 連載中、引っ越しを行う際に

    マジでいいところまで書いてて死んでしまった作家
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    dokusyotyu 2021/05/18
    佐藤泰志さん。『海炭市叙景』の下巻、読みたかった。
  • 小説の「1984年」をアップデートした作品、絶望を感じさせる未来的なSF、が見たい

    主張や伝えたいことそれ自体は色褪せていないとは思うが、 テレビに監視装置とか日記つけたらダメとか少し古さを感じるし、洗脳したあと殺すという極めて非効率な展開は理解できなかった。 監視社会をテーマにした今風な作品はないかのう。 【追記】 サイコパス面白かったなあ。不幸を減らす営みが別の不幸や矛盾を生み出すのは興味深いと思った(こなみ) ------------- 自分たちの現実の方が上回っているという指摘は確かになあと思う。中国の信用スコアとか最たるものだよね。 ブラックミラーのランク社会とかに似てると思う。現実的で真に迫る描写がよかった(こなみ) ------------- すまん。やっぱ監視社会だけでなく、絶望を感じさせる未来的なSF作品が見たい、という趣旨に鞍替えしたい。 ------------- 華氏451度は懐かしい。読んだなあ。でも今思うとを強制的に読ませないとか国力衰退に直

    小説の「1984年」をアップデートした作品、絶望を感じさせる未来的なSF、が見たい
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    dokusyotyu 2021/02/07
    村田沙耶香さんの『消滅世界』。
  • 人が死なない面白いミステリー作品教えてほしい 女性が酷い目に合ってその..

    人が死なない面白いミステリー作品教えてほしい 女性が酷い目に合ってその復讐でみたいなのは見ててつらい

    人が死なない面白いミステリー作品教えてほしい 女性が酷い目に合ってその..
    dokusyotyu
    dokusyotyu 2021/02/07
    北森鴻さんの小説をお勧めしたい。最近、一部シリーズで新装版が発売されてる。すでにブコメに挙がってる香菜里屋シリーズや、料理✖️演劇✖️ミステリな連作短編集『メイン・ディッシュ』を是非。
  • 挫折した海外文学選手権 - ボヘミアの海岸線

    これまでたくさんの小説に挫折してきた。いったいどれほどのを手に取り、棚に戻したことだろう。 これは、私と、私と棚を共有してきた妹による、とりわけ思い出深い「挫折した海外文学」の記録である。 この記事は、主催している「海外文学・ガイブン アドベントカレンダー」12月1日分として書いた。12月1日から25日まで、ガイブンにまつわることを、いろいろな人が書いてくれる予定。 海外文学・ガイブン Advent Calendar 2020 - Adventar マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 ウィリアム・ギャディス『JR』 ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』 ナサニエル・ホーソーン『緋文字』 ウィリアム・ フォークナー『響きと怒り』 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 まとめ:人によって感想と挫折は違う。挫折もまた読書である みんなの #挫折した海外文学選手権 マルセル

    挫折した海外文学選手権 - ボヘミアの海岸線
    dokusyotyu
    dokusyotyu 2020/12/01
    明確な挫折ポイントがあって挫折するのではなく、(つまらない訳ではないのに)なんとなく手に取る回数が減っていきそのまま読まなくパターンが多い気がする…
  • ノクターンノベルズで1年くらいエロ小説を書いてみたんだけど滅茶苦茶楽しい

  • 二、三年やってデビューできないワナビーはあきらめろ

    就職の道は断たれた。というか、自らぶった切った。 「なんか大学から変な通知きてるんだけど……」 僕の返答は決まっていた。 「フリーターやりながら小説家目指すよ」 ぶっちゃけなんでもよかった。ミュージシャンでも、漫画家でも、プログラマでも。 今までの人生を振り返ってみて周りの反応がよかったのが文章だっただけということ。 親は肯定も否定もせず、静かに仕送りだけが途絶えた。 それからはバイト先への往復以外は外出せず、ひたすら文章を読み、書く生活が始まる。 先ずやったことは好きな作家をコピーすること。十冊ほど、写経した。 次に、小説指南を十冊ほど読み、どのにも書かれていることをチェックし、実践した。 頭はどんどんハイになっていき、一心不乱に書きまくった。遅れてきた青春だった。 そして、もうすぐ青春が終わる。つまり、デビューが決まった。 親の援助がなくなってから三年が過ぎようとしていた。 打ち合

    二、三年やってデビューできないワナビーはあきらめろ
  • アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線

    2020年アメリカ大統領選挙は激戦だった。2016年大統領選挙以降、世界中で、共和党と民主党それぞれを支持する「支持州」と「支持層」に注目が集まったように思う。 アメリカの大統領選挙は、人口ごとに選挙人数が割り振られ、州ごとにどちらかの政党を選ぶ「勝者総取り方式」が大半だ。そして州ごとにどちらかの政党を選ぶ傾向があり、この傾向は「土地」と「社会構成」を反映するため、多くのニュースやエッセイが問いを投げかける。 各政党の支持地盤はどんな地域か、どんな歴史があるのか、どんな人たちが住んでいるのか? この問いにたいする論考やエッセイ、書籍はすでにたくさんあるが、「アメリカ文学」もこの問いにたいして答えのひとつを持っている、と思う。 文学は、土地と社会と人によって育まれる。「どんな人たちなのか」「その人たちが生きる土地はどんな場所か」「その土地はどんな歴史を持っているのか」を知るには、うってつけだ

    アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線
  • 「少女小説」を愛するということと、その忘却について

    少女小説が好きだ。 戦前の吉屋信子氏に代表される「少女小説」から始まり、時代の流れのなかでいちどは途絶えそうになるものの、70年代後半にやはり「少女小説」を愛していた氷室冴子さんをはじめとするコバルト文庫の作家さん方によって再び脚光を浴び、2020年まで連綿と息づいてきた少女小説が、好きだ。 昔からずっと変わらず月が愛でられてきたように、百年前から変わらず「少女小説」を愛しているひとたちがいる。そんな長い歴史の浪漫の一端に、きっと私もいるのだろう。 青春時代、「少女小説」というひとつの空間のなかで、ひそやかに繰り広げられてきた世界に没頭し、陶酔し、生涯大切にしようと胸の前でそっとを抱えながらその思い出を心の奥底にある宝箱のなかにしまったのだ。 私が初めて少女小説を読んだのは、中学生の頃だった。学校の図書室で、静かに置かれていた『シュガーアップル・フェアリーテイル』シリーズを偶然手にして、

    「少女小説」を愛するということと、その忘却について
  • 自分で書いた書きかけの小説が面白かったので嫌になる

    小説を書きはじめてもう何年になるかはわからないが、ずるずると書き続けている。最近はめっきり書き上げることができなくなった。そんな自分に嫌気がする。書いては潰して、別のを書いて、年に数回賞レースの日程を確認して「それまでに」と意気込んで、また書き上げられないことの繰り返しが嫌になった。 そんな折、この記事がはてブに流れてきた。 https://dot.asahi.com/dot/2020091800084.html 質問者と事情は異なるがおおむね共感できた。鴻上先生の回答は口調こそやさしいが「書くのを止めるまで書け」という趣旨と理解した。うるせぇなと思った。そんなことは言われなくてもわかっている。わかっているが、どうしても書き上げられない。書き始めたときの全能感がふっと失せた時にやってくる、五里霧中な心許なさが怖い。誰も助けてくれないし誰かに助けて欲しいとも思わない。怖いけれどいつまでも怖い

    自分で書いた書きかけの小説が面白かったので嫌になる
  • SF本棚 - 夜空と陸とのすきま

    お題「我が家の棚」 いったい蔵書のSFがどれくらいあるのか。普段はダンボールやプラケースに仕舞い込んでいるを、一度並べてみてみたい欲求にかられ、家族が全員外出して一人で留守番という珍しい日に決行してみました! まずは単行&早川の青背SFとJA文庫 屋さんの青背棚くらいの量がありました。ディックから入ったSF沼、ずぶずぶと深すぎる…。1段分くらいはなんとか既読。 続いて紫背の創元SF文庫とその他 ディックは創元版も多い。SF限定で古とはいえ買いすぎだろう…。 汗だくになりながら普段の棚の並べ(家族と共有)に戻し、これらは積読と既読の箱に仕分け。文庫は基読み終えたら古市に放出するつもりなのですが、この量を読み終えるのにあと何年かかるんだべか。無計画な買い溜めを客観視するためにもやって良かったです。でも結局買っちゃうんだろな…との巡り合わせは一期一会。

    SF本棚 - 夜空と陸とのすきま
  • 『かの子撩乱』瀬戸内寂聴/溢れ出る生命力 - 書に耽る猿たち

    『新装版 かの子撩乱』瀬戸内寂聴 講談社文庫 2020.8.29読了 先日井上荒野さんの『あちらにいる鬼』を読んで、瀬戸内寂聴さんの小説を読みたいと思っていた。当は代表作『夏の終わり』を先に読もうとしていたのだが、屋でパラパラ見ていたら講談社文庫から刊行されているいくつかの新装版が目に留まる。寂聴さんの小説といえば自らの恋愛を題材にした私小説のイメージだったが、作品のような伝記小説もあるようだ。 honzaru.hatenablog.com 波乱万丈な岡かの子さんの生涯。かの子さんは、日を代表する芸術家・岡太郎さんの母親である。大阪万博の「太陽の塔」で有名な岡太郎さんの名前は知っていても、彼の両親のことを知る人は少ないだろう。私もほとんど知らなかった。芸術家を産み出した両親も、やはり同じく芸術に生きる人物であった。父親の岡一平さんは漫画家、かの子さんは歌人であり小説家である

    『かの子撩乱』瀬戸内寂聴/溢れ出る生命力 - 書に耽る猿たち
  • 続・執筆経験なしアラサーが半年間で二作完成させて電撃小説大賞に投稿するまで

    執筆経験なしアラサーが半年間で二作完成させて電撃小説大賞に投稿する... 4月に投稿した記事に思った以上に反応があって驚いた。 当時は今以上にコロナ関連の記事ばかりだったから、変わり種として受け取ってもらえたのかもしれない。 せっかくなので、続報を書きたい。 結果は出た?前回の記事では7月に一次選考の結果発表と書いたが、コロナの影響で、発表は今日だった。 まさにいま結果を見た勢いでこの記事を書いているが、二作のうち一作が一次通過していた。 後付けの解釈でしかないが、自分の仕事に関する知識を活かした作品が通過して、キャッチーな要素をにわか知識で詰め込んだ作品が落選した。 二次・三次選考の結果は、来月発表予定だ。一次で10分の1に絞られ、ここから更に半分、半分、、、と削られていく。だから一次に通ったぐらいで何を浮かれている、と思われるかもしれない。それでも、次の結果が出る前に今の気持ちを残して

    続・執筆経験なしアラサーが半年間で二作完成させて電撃小説大賞に投稿するまで