2020年3月5日のブックマーク (3件)

  • 名著『パニックの心理』が解説する「社会不安に駆られた人々が買い占めに走る」理由 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

    パニックの心理―群集の恐怖と狂気 (講談社現代新書 364) 作者:安倍 北夫メディア: 新書趣味が悪いと言われるかもですが、中高生の頃から何故か愛読していたの中に『パニックの心理』(安倍北夫・講談社現代新書)があります。この書籍が論じている内容が時節柄タイムリーな話題と思われたので、このブログの主題とは直接関連しませんがちょっとご紹介させていただこうかと思います。 ちなみに、実家にいた頃は親父が趣味で買い集めた新書類が廊下の戸棚にぎっしりと並んでいたので、それを暇に任せて読み漁るのが中高生以来のちょっとした趣味だったのでした。今の僕の雑学知識を支えているのはそれらの新書たちなのですが、その中でも特に僕の印象に残り続けたうちの一冊が書です。 なお、僕自身はかつて認知神経科学(認知心理学と神経科学のハイブリッド分野)を専門としていた元研究者で多少心理学に関する学識もありますが、書が扱う

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  • 「82年生まれ、キム・ジヨン」はなぜ支持される? 翻訳者・斎藤真理子さんが徹底解説|好書好日

    文:永井美帆、写真:有村蓮 斎藤真理子(さいとう・まりこ) 翻訳者 1960年、新潟県生まれ。明治大在学中に韓国語の勉強を始め、91年から韓国・延世大語学堂に留学。訳書に日翻訳大賞を受賞したパク・ミンギュ著『カステラ』(共訳)、同『ピンポン』、チョ・セヒ著『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョン・セラン著『フィフティ・ピープル』など。2月22日、韓国の若手女性作家らによる短編集を翻訳した『ヒョンナムオッパへ――韓国フェミニズム小説集』(チョ・ナムジュほか著、白水社)が発売予定。 主人公のキム・ジヨンは33歳の主婦。3歳年上の夫と1歳になる娘とソウル郊外で暮らしている。1982年生まれの韓国の女性で最も多い名前はジヨンとされ、主人公もどこにでもいそうな女性だ。ジヨンは誕生から学生時代、就職、結婚、出産に至るまで様々な女性差別に苦しみながらも必死に生きてきた。しかし、ある日、通りすがりの男

    「82年生まれ、キム・ジヨン」はなぜ支持される? 翻訳者・斎藤真理子さんが徹底解説|好書好日
  • 2019年読んで良かった本ベスト10を紹介しています。 - ゴミ本なんてない

    もう2020年も3月になってしまいましたが、2019年の個人的ベストを10冊紹介します!その内の半数が実は「世界文学を100ヶ国分読んでみた」の記事で既に紹介済みのもののため、内容が一部被っているのですが、そこはご愛嬌。この特集を組んでみようと思わなければ出会えなかったに沢山出会えた年でした。 読了した冊数は88冊。4月に転職してバタバタしていたのと、大学時代に読んで好きだった作品の再読などを重点的にしたので、2019年の新規読了数はそこまで多くなったです。 早速その中でも特に好きだった作品を紹介。順位は相変わらず「敢えてつけるなら」なもので、特に深い意味はないです。当たり前に全部好き。 第10位「名もなき人たちのテーブル」マイケル・オンダーチェ 名もなき人たちのテーブル 作者:マイケル・オンダーチェ 発売日: 2013/08/27 メディア: 単行 大大大好き!な作家の小説。まだま

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