京都先端科学技術大学の研究グループは14日、人間が嘘をつく際に分泌する特殊なホルモンを検出することで、実質100%嘘を見破ることのできる新型の嘘発見器を開発したと発表した。判定結果は遺伝子検査なみの証拠能力を有するという。 「その嘘わかるくん」と名づけられたこのセンサーは、人間が嘘をつく際にかく汗が含む特別なホルモンを検出することで、発言の真偽を判定する。センサーは人差し指にクリップをつけるタイプで、被験者が嘘をつくとブザーがなるシンプルな仕組みだ。 この日の会見で自ら装置を身につけ実演した京都先端大の山口信一郎教授は「汗の量だけで真偽を判定していた従来の嘘発見器に比べ、信頼性は99.9999%と数千倍に跳ね上がる」と語ったところで、会見場にブザー音がけたたましく鳴り響いたため、集まった報道陣はその場で解散しかけたが、山口教授があわてて「申し訳ない。誤動作です」と弁解すると、またしてもブザ