Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(前編):「ラブひな」170万ダウンロード突破の衝撃(1/4 ページ) 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題だ。無料で公開された「ラブひな」は、1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。なぜ今この取り組みが注目されているのか? 赤松健氏へのロングインタビューを敢行した。 “漫画屋”赤松健に迫る 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題となっている。初回のタイトルとして投入された『ラブひな』は、公開から1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。かつて一世を風靡(ふうび)した大人気コミック、かつ無料であるとはいえ、メジャー週刊誌の部数並みの数をこの短期間で達成するというのは極めて異例である。 ITmedia eBook USERでは、週刊連載と並行して「Jコミ
第41回 増井雄一郎氏@masuidrive Appcelerator Inc. 帰国特別編インタビューWebエンジニア武勇伝 第41回 増井雄一郎氏@masuidrive Appcelerator Inc. 帰国特別編 渡米から2年半。 あのmasuidriveが渡米と起業を決意した真相、アメリカでの生活を赤裸々に語ります。なお、本取材数日後のRailsDeveloppersConferenceで、masuidriveの同じテーマの講演がありました。その際のレジュメを参照しながらお読みいただけると更にお楽しみいただけると思います。 ※取材日は、2010年11月です。所属や役職などは当時のまま掲載しております。 川井先週は、お疲れ様でした。あんなところでご一緒できるとは思いませんでしたのでびっくりしました。 増井いえいえ、お疲れ様でした。 川井今日は、時間が30分くらいしかないのですが、前
稲船敬二氏は,何を思い,何を考え,何を目指してカプコンを辞めていくのか。渦中の氏に直撃インタビュー 編集長:Kazuhisa カメラマン:増田雄介 123456→ 読者のみなさんは,カプコンの稲船敬二氏を知っているだろうか。「ロックマン」や「鬼武者」などで有名なのは言うまでもないが,日本のゲーム黎明期から業界で活躍する相当に古いゲームクリエイターで,かつそういう人には極めて珍しく現実主義的な発言も多く,割ととらえどころのない人物である。 活躍中には,派手に表に出ることがあまりなかった氏だが,2年前のダレット創立あたりから表舞台に姿を見せることも増え(4Gamerで最初に登場したのもそのときだ),ここ最近はとくに,ブログや海外メディアなどでの,一見すると過激に見える発言でさまざな物議を醸している。 カプコンという大きな会社で,それ相応の立場にいる人間が表に向けて書く文章にしては,あまりに直接
"POS" KILLS THE RECORD SHOP ―― でも辞めちゃうんですよね、なんで会社はそんな人を手放すんですかね。 中野 POS(Point of Sale System)を導入したんですよ。それは音楽を殺すからいかんと、僕は最後まで主張したんですが。 ―― それはどういう理由からですか? 中野 POSは売れるものだけ売って、売れないものを切るシステムなんです。音楽でも何でも、市場にはヒエラルキーというものが存在しますよね? 大衆向けからマニア向けまで、裾野の広い下の部分から突端まで。その上の部分を切ってしまったら、そのジャンルは死ぬに決まってるんですよ。 ―― そんなに売れないけど、そのジャンルの先鋭的な部分ということですよね。 中野 生長点に当たる部分ですよ。そこを切ってしまったら、下は育たなくなるし、つまらなくなっていくんです。だけど会社は売れるものを売って、利益を上げ
「コミPo!(コミポ)とは、まったく絵を描かなくても、誰でもマンガを完成させられるソフトウェアです。コミPo!の登場によって、誰でも短時間でマンガを完成させることができるようになります!」 コミPo!公式サイトには、そんなコピーが掲げられている。いわゆる「マンガ制作ソフト」は数多くあったが、ここまで振り切ったキャッチは見たことがない。しかも、現役漫画家・田中圭一氏が監修を手がけたというのだから、驚きはより深い。 あまりにセンセーショナルな内容は、竹熊健太郎氏がブログで絶賛し、伊藤ガビン氏がツイッターでURL付きのコメントを残し、それを村上隆氏がリツイートして――と、発売前にもかかわらず大反響を呼んでいる。 それにしても、なぜ田中圭一氏がこんなソフトを作ったのだろう。ギャグ漫画「ドクター秩父山」、手塚漫画パロディ「神罰」などで知られる彼が関わっていると言われ、「あれ? 違……」という体験をし
宇宙から深海まで、山根一眞が求める世界とは? 前回に引き続き『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』の著者、ノンフィクション作家・山根一眞氏のインタビューをお届けする。 本書に限らず、『メタルカラーの時代』など一連の著作で日本における"モノ作り"の世界を紹介し続けている山根氏。かつての"電気工作少年"であり"地質学少年"は、興味の対象を宇宙から深海にまで広げ、そこに関わる技術者たちの活躍を描く作家という立場となった。日本の科学技術を、それを支える創造的な技術者たち(=メタルカラー)を取材し続けることについて、山根氏の思いを聞いた。 少年時代の旺盛な好奇心は衰えることなく、いまもって広範な世界に興味を示し続ける山根一眞氏。宇宙から深海の世界まで、また、"元祖モバイラー"としても知られる同氏に、最近のデジタルデバイス事情についても聞いてみた ──山根さんといえば『メタルカラーの時代』シリーズといった
コミックナタリー Power Push - ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」 実録!動画で味わう名物編集長とのインターナショナル生打ち合わせ 1巻が80万部超の大ヒットを記録したヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」。公衆浴場設計技師にしてバカ真面目男のルシウスが、古代ローマと現代日本のお風呂を行き来するタイムスリップコメディだ。 その担当編集であるコミックビームの名物編集長、奥村勝彦に聞けば、海外在住のヤマザキとは、日頃からスカイプを用いて打ち合わせをしているという。ということは、ひょっとして──。 構成/坂本恵 撮影・編集/唐木元 コミックナタリーと奥村編集長の出会いは、折しも「テルマエ」が大賞に輝いた「マンガ大賞2010」の授賞式。式場のスクリーンにはリスボン在住のヤマザキがスカイプで登場し、奥村編集長との丁々発止を披露した。
東京ゲームショウ2010の試遊台やステージイベントで、続々と新情報が明らかになったXbox 360用ソフト『アイドルマスター2(以下、アイマス2)』。最新情報については特設サイトの各記事を参照していただくとして、本記事では『電撃マ王 10月号』付録冊子に収録された、中村繪里子さんと浅倉杏美さんのWインタビューロングバージョンを掲載。7月3日・4日に開催された5周年記念ライブ“THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY The world is all one !!”の思い出や、『アイマス2』への意気込みなどを語っていただいた。(インタビューは7月下旬に行ったものです) ▲天海春香役・中村繪里子さん。アーツビジョン所属。アーケード版『アイマス』の天海春香がデビュー作。ゲームのみならず、ラジオや数々のイベントに出演し、『アイマス』の布教に余念がない。自由すぎるトークが持ち味。
5月。唐突にはじまったネット番組がある。お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが休日を使っておこなうネット生中継番組『淳の休日』がそれだ。その番組内容は「淳さんが決めたテーマのコスプレで集まろう」という企画だったり、『桃鉄』やってるだけのゲーム放送だったり、シャッター通りを現地ルポしてみたり、視聴者の自宅まで料理しに行ってみたり……。独特のゆるーい感じのネット生放送企画が続いている。ノリとしてはちょっと前の深夜放送のような実験的な雰囲気。 このネット番組、ほんとにゆるーい感じでなのではあるが、なんと撮影スタッフは平日実際にテレビ番組を制作しているプロ集団。そして番組を仕切るのはテレビ時代の寵児とも言えるロンブーの淳さん。平日はテレビのプロとして仕事をしている人達が休日に気の合う仲間で集まってゆるーくネット放送で遊んでいる…ように見える。しかしちょっと待てよ……。彼らは何故休日返上
インターネットにどっぷり浸かっている人なら、一度は上の1コマ漫画をどこかで目にしたことがあるはず。 かなりウザい、でもどこかで耳にした「あるある」なセリフ。そしてなぜか両目が近いキャラクター。両者が織りなすシュールさが「面白い」と評判を呼んで、昨年後半あたりからインターネットで大流行している。 その発信源は「地獄のミサワの『女に惚れさす名言集』」というブログ。この奇妙なネタを世に送り出してきたのが、「地獄のミサワ」さんだ。 月刊コミック誌「ジャンプスクエア」で連載を持つ現役漫画家で、現在26歳。2008年に第68回の「赤塚賞」で準入選を受賞した。赤塚賞は、小林よしのりや江口寿史、うすた京介や増田こうすけといった名だたる作家が受賞してきたギャグ漫画家の登竜門だ。 ネット人気が高まるに連れて、その素顔は謎が深まっていく。かくいう我々も好奇心を抑えきれず、つい思わずインタビューを直接申し込んでし
個人的には、公式トレーラーが一番面白いと思います 「東京ゲームショウ2010」のイグニッションブースの様子。こちらの体験リポートも併せてお楽しみください 2011年春発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用アクションゲーム「El Shaddai - エルシャダイ - ASCENSION OF THE METATRON」(以下、エルシャダイ)が、なぜか「ニコニコ動画」で大ブーム中となっています。 2010年9月27日時点で、「エンタ・音楽・スポ」カテゴリのデイリーランキングTOP5のうち「エルシャダイ」関連動画はなんと4タイトル! ブームのきっかけとなった「E3 2010」でのトレーラー動画も今や65万再生を超える勢いで、こちらも「アニメ・ゲーム」カテゴリのデイリーランキング1位に輝いています。一体どういうことなの……。 9月27日時点における「大丈夫だ、問題ない」タグの動画数推
「究極のFF」や「けいおん!!」の話も飛び出した? 音楽活動20周年を迎えたゲームミュージック界の大御所,伊藤賢治氏にインタビュー ライター:マフィア梶田 12→ 聖剣伝説シリーズやロマンシング サ・ガシリーズのサウンドを担当し,数々の名曲を生み出してきた作曲家。直近ではNDS用RPG「サガ3時空の覇者 Shadow or Light」のサウンドを担当する 聖剣伝説シリーズやロマンシング サ・ガシリーズなどでサウンドを担当し,数々の名曲を生み出してきた作曲家,伊藤賢治(イトケン)氏。最近ではゲームに限らずさまざまな方面で活躍している伊藤氏だが,今年でついに,音楽活動20周年を迎えた。 明日9月23日(木)には,音楽活動20周年記念ライブとして「gentle echo meeting 2」の開催が予定されているため,楽しみにしているファンは非常に多いことだろう。 今回4Gamerは,そのライ
今日は2人の大先輩からお話を訊かせていただきます。 今年の9月13日で『スーパーマリオブラザーズ』の発売から ちょうど25年になりますが、 多くのみなさんにご愛顧いただきつづけることができたおかげで、 登場から四半世紀が経ったいまも、『スーパーマリオ』は元気です。 今回、ご支持いただいたみなさんへの感謝を込めて 25周年を記念したキャンペーンを展開させていただくことになりました。 それと同時に、 任天堂がトランプ・花札の会社から、 ふとしたきっかけでおもちゃをつくるようになり、 電子機器技術に出会い、 そしてビデオゲームの会社として変貌していくときに、 会社の中心におられたお2人にとって、 『スーパーマリオ』が生まれていく過程がどう見えていたのか、 そういったお話をいまお訊きして 何らかのかたちで残しておくことは、 歴史上、とても意義があるのではないかと思いまして、 今回、「社長が訊く」へ
みなさん、こんにちは。任天堂の岩田です。 1985年9月13日、ファミリーコンピュータ向けに 初代の『スーパーマリオブラザーズ』が発売されてから、 今日でちょうど25周年となりました。 世界中のお客様のご支持のおかげで、 最初のスーパーマリオ発売から25年が経過した今も、 マリオは今日もたくさんのゲーム画面の中で、 元気いっぱいジャンプを続けています。 四半世紀に渡り、世界中のお客様にご愛顧いただき、 本当にありがとうございます。 任天堂では、「スーパーマリオ25周年」を記念して キャンペーンをさせていただくことにしましたが、 これと並行して、 スーパーマリオの歴史にちなんだ「社長が訊く」を 数回に分けて順次公開させていただく予定です。 当然のことながら、最初に、 スーパーマリオの生みの親である宮本との話を みなさんにお届けしようと考えましたが、 これまでの「社長が訊く」において、 宮本は
「たいへんな所に来ちゃったな」――はてなを辞め、グリーに入社してから1週間。伊藤直也さんはこう漏らす。グリーの動きの速さに驚き、追いつくのに必死という。 ニフティで「ココログ」を開発し、04年、はてなに転職。05年、ヒットサービス「はてなブックマーク」を生み出し、CTOとしてはてなの技術を統括してきた。 はてなの技術の代名詞でもあった伊藤さんは、なぜこのタイミングでグリーに移ったのか。グリーは伊藤さんに、何を期待しているのか。伊藤さんと、グリーの田中良和社長に聞いた。 モチベーションが保てなくなっていた ――なぜはてなを辞めたのですか。 伊藤 いろんなことが重なって、環境を変えてみようと思っていた。 はてなにはスタートアップのころから6年いて、40~50人の会社に成長した。はてなは、(社長が)アメリカに行ってみたりなど遠回りする会社。自分が思い描いていたベンチャーのスピードより、成長が遅か
確かに、過去にそういう流れが一度ありましたけど、 わたしとしては決して遠いところにいるとは感じていなくて、 実際、ニンテンドーDSの発表会(※1)のときに 坂口さんが『ASH』(※2)の発表で登壇されたときにも ご一緒させていただきましたし。
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