2012年5月13日のブックマーク (1件)

  • 中川秀直『97年の増税失敗の経験が野田首相に正しく伝わっていないのが残念でならない。 (中川秀直)』

    国会会期末に向けて消費増税論議が格化するが、マスコミをにぎわしているのは解散時期や民主党党内事情のことである。しかし、国民が知りたいのは、消費増税で社会保障は当に安心できるのか、ということと、それで経済は大丈夫なのか、ということである。 税率をあげても、経済が縮小していけば税収は増えないのではないかという疑問に、政府はしっかりと回答していない。 国税庁の民間給与実態統計調査によれば、民間で働く人の平均給与は前回消費増税を実施した平成9年(1997年)の467万円がピークで、その後下落が進み、平成22年(2010年)はやや持ち直したものの412万円である。長期デフレの中で、国民の給与が減っているのである。 97年の増税は失敗だった。97年増税実施時の首相だった橋龍太郎氏は、平成13年(2001年)4月の自民党総裁選の立会演説会で以下のように述べた。 「バブル崩壊後の長期の不況を脱するこ

    中川秀直『97年の増税失敗の経験が野田首相に正しく伝わっていないのが残念でならない。 (中川秀直)』
    dongfang99
    dongfang99 2012/05/13
    どうしてだか、橋本政権の政策が「緊縮」ではなく「増税」の名の下に批判される。世界はどこでも「緊縮」VS「反緊縮」の構図なのだけど、日本だけが増税VS反増税で呉越同舟だらけ。政治不信の悪化という悪循環。