ネット上で個人のあらゆるデータを記録する「Evernote」。急成長するこのサービスの利用者は日本でも急増中。上陸する米エバーノート社に日本企業は歓迎モード一色だ。 人間の活動をすべてデジタルデータとして記録することを「ライフログ」という。このライフログのツール「Evernote」をクラウドサービスとして提供する米エバーノート社が6月23日、日本法人設立を発表した。 2008年6月に開始されたEvernoteは既に350万人の利用者を獲得している。日本語版は2010年3月3日にスタートし、ソニー、キヤノンがEvernoteとの連携を表明。6月15日にはパソコン向けソフトウエア販売で国内最大手、ソースネクストとの包括的業務提携を発表した。クラウドサービスをパッケージ化して店頭で販売するという珍しい取り組みを7月2日から始める。続く6月23日にはNECビッグローブ、ぺんてる、ぐるなびなどとの連