アップル社の開発する「Mac OS」のファイル管理アプリケーション「Finder」。そのアイコンが、天才画家として知られるピカソの作品に酷似していると話題を呼んでいる。似ているとされる作品はピカソが1934年に手がけており、当然ながらMacが世に出るよりもはるか昔に描かれたものだ。すると、やはりアップルはピカソの作品をパクッたのだろうか? この事実を伝えているは、イタリアのIT情報ブログ「iCattaniWeb Blog」である。2009年12月の投稿で、アイコンがピカソ作品と酷似している点を指摘しているのだが、最近になって他国のブログメディアに掲載されたのをきっかけに、注目を集めているのだ。 サイトを運営するカッターニ・シモーンさんは、友人からピカソ作品の「Two Characters」とアイコンが似ていることを聞き、事実を確かめるために、スイスのヴィンタートゥール美術館を訪ねたという。