こんにちは、サービスデザイナーの佐藤 史です。 サービスデザインを実践するために必要なツールを説明する記事を書いてからちょうど3年が経ちました(2021年現在)。3年の間で、サービスデザイナーに求められる役割とスキルセットは下記のように変化したと感じています。 「課題解決」の前に「ビジョンと課題の探索」を 自明な課題を解決することを目的としたプロジェクトだけではなく、「そもそもどこに課題が存在するのか?」「(課題を見つける以前に)自分たちの組織は何を目指して活動すべきか?」というようなことを、クライアントやステークホルダーの皆様と一緒に考えていくプロジェクトが増えました。 「外からの視点」だけでなく「内からの視点」でも考える 先述のようにビジョンや課題を探索するプロジェクトでは、ユーザーリサーチなどによって「外から何を見て(調べて)得た事実」から演繹的に答えを出すだけではなく、自分もしくは
![サービスデザインツールの目的と活用法(2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9bf0f58c21e0fe02b58b40c6385aca10e9945763/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.concentinc.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F09%2F99_listthumb_hiraku.png)