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  • 公文書クライシス:安倍首相の発言記録ゼロ コロナ連絡会議40回分 議事録平均わずか10行 | 毎日新聞

    第19回の「連絡会議」の記録。議事の概要は3行しかない=2020年9月10日午後4時50分、大場弘行撮影 安倍晋三首相ら一部の高官が新型コロナウイルスの対応を実質的に決める政府の「連絡会議」について、今年1~3月の40回分の記録を毎日新聞が分析したところ、議事内容の記載は平均で10行しかなく、首相ら高官の発言の記載は一切なかった。既に開示されていた数回分の記録から同様の問題が指摘されていたが、首相らの発言を残さない手法が定着していることが明確になった。公文書問題に詳しい専門家は「これでは国の対応が事後検証できない」と問題視している。 コロナ対策と公文書問題への対応は自民党総裁選でも注目されており、新首相の下でどのような対応が取られるか注目されそうだ。 記録は蓮舫・参院議員(立憲民主)に対して政府が開示した議事概要などで、連絡会議がスタートした1月26日~3月5日の40回分。この期間中には、

    公文書クライシス:安倍首相の発言記録ゼロ コロナ連絡会議40回分 議事録平均わずか10行 | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/09/11
    座席に首相に見える何かが置いてあっただけってこと?
  • 余録:「銘鳥銘木、木に鳥止めた」… | 毎日新聞

    「銘鳥銘木(めいちょうめいぼく)、木に鳥止めた」「何の木に止めた?」「ホウキに止めた」「何鳥止めた?」「チリトリ止めた」……こんな掛け合いで笑いをとる芸能を「軽口」という。江戸末期から明治にかけてはやったそうだ▲先日、97歳での訃報が伝えられた演芸界の最長老・内海桂子(うつみ・けいこ)さんは、よく若手の芸人にこの「銘鳥銘木」をいきなり振ってあわてさせた。直弟子のナイツはさすがに「ウイスキーに止めた」「サントリー止めた」と返してきたという▲女性漫才の草分け「内海桂子・好江(よしえ)」で48年間コンビを組んだ相方の好江さんに先立たれたのは23年前だ。その後、ピン芸人として三味線を手に披露した漫談や都々逸(どどいつ)、軽口である。かつての東京・下町の話芸を今によみがえらせた▲しゃれや節まわしの面白さは、戦前の物売りや大道芸から学んだとか。「言葉には裏も表も縦も横もある」。10歳で奉公に出て16歳

    余録:「銘鳥銘木、木に鳥止めた」… | 毎日新聞
    doopylily55
    doopylily55 2020/09/01
    “「言葉には裏も表も縦も横もある」”
  • 余録:「前例之無き事にて… | 毎日新聞

    「前例之(これ)無き事にて頗(すこぶ)る重大なる事件」。文部省幹部が東北帝国大総長に宛てた1913(大正2)年8月9日付の質問状が、東北大史料館に保管されている。前日から始まった入試で女子が受験したことを知り、送ったものだ。当時、帝大進学は高等学校の男子に限られていた▲文部次官への回答は25日。大学側はそれまでに女子3人に合格通知を送り、21日付官報で合格者を発表。16日には全国紙が先んじて報じた。監督官庁の横やりを既成事実でかわした▲全ては元文部次官で初代総長の沢柳政太郎(さわやなぎ・まさたろう)が立てた方針に沿っていた。高等学校だけでなく各種専門学校の卒業生や教員免許所有者にも門戸を開くべきだというもので、女子受け入れは自然な流れだった▲日初の女子大学生として9月に入学したのは、化学科の黒田チカ(29)と丹下ウメ(40)、数学科の牧田らく(24)。女性科学者の草分けを忘れまいと、東北

    余録:「前例之無き事にて… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/08/26
    “「随時随所楽しまざるなし」という言葉を沢柳は好んだ”
  • 終戦翌月、命狙われ郷里に 鈴木貫太郎の「空白期」 警察が動静録 国立公文書館保管 | 毎日新聞

    終戦翌月の1945年9月に、鈴木貫太郎が故郷の千葉県関宿町に一時滞在した様子について警察が記した動静録 太平洋戦争終結時の首相で、主戦派の反乱兵に命を狙われていた鈴木貫太郎が終戦翌月の1945年9月、故郷の千葉県関宿町(現在の野田市)に一時滞在していた際の警察による動静録が、国立公文書館(東京都千代田区)に保管されていたことが11日分かった。滞在は1週間ほどだったとみられる。 専門…

    終戦翌月、命狙われ郷里に 鈴木貫太郎の「空白期」 警察が動静録 国立公文書館保管 | 毎日新聞
  • 「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」 | 毎日新聞

    自殺した男性が自治会役員らに書かされたと両親が訴えている書面=大阪市内で2020年7月30日正午、伊藤遥撮影 知的・精神障害がある男性(当時36歳)が自治会の役員らに障害者であることを記した書面を書くよう強要され、自殺したとして、男性の両親が自治会と役員らに計2500万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。両親によると、男性は「おかねのけいさんはできません」などと障害の影響についても詳しく書かされ、他の住民にも見せると告げられた翌日に自殺していた。7月31日に第1回口頭弁論があり、役員らは争う姿勢を示した。

    「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」 | 毎日新聞
  • グーグル検索:原告が逮捕歴削除「訴訟」放棄 | 毎日新聞

    「忘れられる権利」…最高裁の「仮処分」敗訴受けた判断か 大手検索サイト「グーグル」のインターネット検索で児童買春事件の逮捕歴が表示され続けるのは人格権の侵害だとして、男性が米・グーグル社に検索結果の削除を求めてさいたま地裁に提訴した訴訟は、男性が請求を放棄する手続きをし、裁判が終了していたことが分かった。 削除を求めた仮処分申請に対し、最高裁が1月、削除を認めない決定を出したため、現時点では訴訟を続けても請求が認められる可能性は低いと判断したとみられる。この決定で最高裁は「忘れられる権利」についての言及を見送っていた。

    グーグル検索:原告が逮捕歴削除「訴訟」放棄 | 毎日新聞
  • 東京都の新規感染者は2日連続の100人超 新型コロナ | 毎日新聞

    ああ、永田町 裏金疑惑にリクルート事件の既視感 批判なき組織は滅びる 元自民党幹事長・石破茂さん(66)

    東京都の新規感染者は2日連続の100人超 新型コロナ | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/07/03
    この斬新なコメ 「100人台は変わらない」
  • 「沖縄に配慮を」電報送った大田海軍中将を顕彰 千葉・長柄 | 毎日新聞

    太平洋戦争末期の沖縄戦で、沖縄県民の献身ぶりをたたえて特別な配慮をしてほしいと電報を打って命を絶った、海軍中将・大田実(1891~1945年)を顕彰する集いが命日の13日、千葉県長柄町の生家近くにある顕彰碑で行われた。 集いは大田を再評価しようと地元の世話人らが中心になって4年前から開いている。同町の西福寺の三田隆広住職(44)がお経をあげ、県内外から集まった140人が手を合わせた。沖縄からの参加者は「大田中将により、今の沖縄の生活がある」とあいさつで感謝の気持ちを述べた。 大田は沖縄戦当時、海軍の現地司令官で、連合国軍に追い詰められ自決する1週間前の1945年6月6日に海軍次官あてに電報を打った。

    「沖縄に配慮を」電報送った大田海軍中将を顕彰 千葉・長柄 | 毎日新聞
  • 余録:初の衆院選が行われた1890年… | 毎日新聞

    初の衆院選が行われた1890(明治23)年、ある地方新聞に「国会議員周(しゅう)旋(せん)会社」という広告記事が載った。国会議員に選挙民の買収をあっせんする会社だというので驚くが、もちろん冗談である▲1票10円以上なら押印つきの請合書(うけあいしょ)を出し、5円の請合書は押印なし、3円では書面なしの半請け合い。大宴会ならば「1票投じるよ」のかけ声、菓子折りで「1票できた」のうわさを進呈する。1円は今の7500円程度だそうな▲季武嘉也(すえたけ・よしや)さんの「選挙違反の歴史」に紹介されていた話である。国政選挙の始まった年にすでに票の買収が風刺記事になっていたのだから、その後の選挙史の多難がしのばれる。だが近年では、これほど身もふたもない買収話は珍しい▲前法相の河井克行(かわい・かつゆき)衆院議員との案里(あんり)参院議員が、昨年の参院選での公職選挙法違反の疑いで東京地検に逮捕された。地元

    余録:初の衆院選が行われた1890年… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/06/24
    “「国会議員周(しゅう)旋(せん)会社」”
  • 余録:旧ソ連のアネクドート(風刺小話)は… | 毎日新聞

    旧ソ連のアネクドート(風刺小話)はいわば20世紀の歴史遺産である。「フルシチョフはバカ」と落書きした男が国家機密漏えい罪で罰せられるというのは傑作の一つだが、この話には後日談があったという▲男が服役中、フルシチョフが英国を公式訪問すると間もなく釈放されたというのだ。つまりは国家機密がもはや機密でなくなったのである。ならば、こちらの人物が「無軌道で驚くほど無知」という内部情報も今や機密でもあるまい▲トランプ米大統領の前補佐官、ボルトン氏が政権の内情を明かした回顧録がきのう発売された。同著では英国の核保有を聞いて驚き、フィンランドはロシア領かと尋ねるなど、米大統領としては何ともトホホな言動が暴露されていた▲だが安全保障を脅かす情報の記述があるという司法省の出版差し止め請求は、裁判所がすでに大量のコピーが流れていると棄却した。トランプ氏の驚きの行(ぎょう)状(じょう)に加え、その独善的外交の相手

    余録:旧ソ連のアネクドート(風刺小話)は… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/06/24
    “フルシチョフが英国を公式訪問すると間もなく釈放されたというのだ。つまりは国家機密がもはや機密でなくなったのである”この部分知らんかった
  • 頼まれヒグマ駆除したのに…猟銃所持許可取り消し 不服のハンター、提訴へ  | 毎日新聞

    ヒグマを駆除した現場付近で当時の状況を説明する池上治男さん=北海道砂川市で2020年3月23日、山下智恵撮影 自治体からの要請でヒグマを駆除したら、違法性を認定され猟銃所持の許可取り消し処分を受けた――。北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん(71)が道公安委員会の処分を不服として申し立てた行政不服審査が、2日までに棄却された。池上さんは「市民の安全を思い協力したのに理不尽だ」と憤っており、処分を不服として札幌地裁に訴訟を起こす方針だ。【山下智恵】 池上さんは2018年8月、猟友会を通じて砂川市の出動要請を受諾し、男性ハンター1人を伴って現場に急行。道路下の斜面で体長約80センチの子グマを確認し、市職員と警察官の立ち会いの下で猟銃を発砲するなどして駆除した。

    頼まれヒグマ駆除したのに…猟銃所持許可取り消し 不服のハンター、提訴へ  | 毎日新聞
  • 余録:「アマビエ」という名の妖怪が出没している… | 毎日新聞

    「アマビエ」という名の妖怪が出没している。コロナ禍と足並みをそろえるようにその頻度は増え、この妖怪をかたどったグッズや和菓子も登場した。ちょっとしたブームと言っていい▲古くは弘化3(1846)年4月の瓦版に登場する。長髪にくちばし、胴はうろこに覆われた生き物が肥後国(熊県)の海に現れた。添えられた挿絵は、ゆるキャラを思わせどこか愛らしい▲妖怪研究家の湯豪一(こういち)さんによれば、アマビエは妖怪というより人魚やカッパのような「幻獣」の一種。中でも予言を残す予言獣に分類されるという。アマビエの場合は豊作・凶作と疫病。江戸の人々は、疫病が流行するたび、この絵を門口に張った▲ウイルスはおろか感染症のメカニズムも知らない当時の人々にとって、疫病は人知を超えた制御不能な出来事だ。「私の絵を張れば鎮まる」とのお告げは、さぞ頼もしかったことだろう▲湯さんにこの名の由来を聞くと「正しくはアマビエでは

    余録:「アマビエ」という名の妖怪が出没している… | 毎日新聞
  • 余録:自分がとるべき責任を他人に押しつけるのを… | 毎日新聞

    自分がとるべき責任を他人に押しつけるのを英語で「パス・ザ・バック」という。「バック」はポーカーの親が誰かを示す目印で、転じて場を仕切る「責任」を表す。それをサッと他人にパスするのである▲第二次大戦末期に死去したルーズベルトから米大統領を引き継いだトルーマンの執務机の上に「ザ・バック・ストップス・ヒア」と書いた置物があったのは有名な話だ。「バックはここで行き止まり」。最終責任は私がとるというのだ▲だが時代も変わると、自分の机の上に置かれたバックを国際機関のトップに投げつける大統領も現れる。新型コロナウイルスの世界最悪の感染拡大を招いた責任を問われているトランプ米大統領の世界保健機関(WHO)攻撃である▲「中国寄り」の対処姿勢により感染を世界に拡大させたとして、WHOへの資金拠出の停止を表明したトランプ氏だった。このパンデミックのさなか、世界各国の国際協力の基軸となっている組織に対する、まさか

    余録:自分がとるべき責任を他人に押しつけるのを… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/04/18
    "トルーマンの執務机の上に「ザ・バック・ストップス・ヒア」と書いた置物があったのは有名な話だ。"
  • 余録:「やさしくね、やさしくね、やさしいことはつよいのよ」… | 毎日新聞

    「やさしくね、やさしくね、やさしいことはつよいのよ」。宮城まり子(みやぎ・まりこ)さんがよく口にした言葉である。宮城さんと親交のあった小紙の藤原章生(ふじわら・あきお)記者は昨夏のインタビューで自身の奇妙な記憶違いを記している▲障害をもつ子どものために女優の宮城さんが私財を投じた「ねむの木学園」のドキュメンタリー映画についての中学生時代の記憶である。心に残っていたのは霧の森の中、白いドレスの女性が子どもらを従え、歌っている場面だった▲女優のナルシシズムを感じさせる光景だが、後年、関連映画をすべて見て驚いた。そんな場面は存在せず、映像の記憶は自分の偏見が作り出した虚像と分かったのだ。映画の中の宮城さんは、障害をもつ子どもを必死に励ましていた▲人々の間には障害児教育やボランティアの概念もなく、世の仕組みから外れた「善意」がいかがわしく思われた時代だった。福祉や教育を一から勉強し、土地の確保、役

    余録:「やさしくね、やさしくね、やさしいことはつよいのよ」… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/03/24
    偽の記憶、白い服 ということで2019年秋の世にも奇妙な物語の一シーンを思い出す。https://www.youtube.com/watch?v=4oqhoO83CD0
  • 余録:フェンリルというオオカミは巨大化し… | 毎日新聞

    フェンリルというオオカミは巨大化し、やがて世界をのみ込む恐れがあった。いや、ゲルマンの神話である。その口の中に右腕を差し入れて信用させ、捕縛を成功させたのが軍神チュールだった。彼は右腕を失う▲この神話のチュールはやがてローマ神話の軍神マルスと習(しゅう)合(ごう)する。ゲルマンのいくつかの部族は「チュールの日」を民会を開く日としたという。チュールの日――チューズデー(火曜日)の起源をさかのぼるとこんな話につき当たる▲そんなチュールの日の中でも「スーパー」が冠される米大統領予備選挙の集中日である。14州で行われた民主党の指名争いだが、中道派のバイデン前副大統領が予想を超える得票で左派サンダース上院議員の勢いを止める形となった▲国民皆保険、大学無償化など急進的政策を掲げ、若者の支持で序盤の優位をつかんだサンダース氏だった。かたや立ち上がりでつまずいたバイデン氏だが、トランプ大統領に勝てる候補を

    余録:フェンリルというオオカミは巨大化し… | 毎日新聞
    doopylily55
    doopylily55 2020/03/14
    "マルスと習(しゅう)合(ごう)する。ゲルマンのいくつかの部族は「チュールの日」を民会を開く日としたという。チュールの日――チューズデー(火曜日)の起源をさかのぼる"
  • 余録:アシの笛をもつギリシャ神話の牧神パンは… | 毎日新聞

    アシの笛をもつギリシャ神話の牧神パンは怒ると、その叫び声によって人や獣の心に恐怖をもたらした。「パニック」という言葉は、パンが巻き起こしたと思われた羊や牛の恐(きょう)慌(こう)による暴走から生まれたようだ▲そのパニックを招く行為として「満員の劇場で火事だと叫ぶ」という言い回しがある。こちらは2万人以上を集めたコンサートの終演直後、帰ろうとする聴衆が混み合う中で実際に爆弾を破裂させるという非道きわまりない犯行だった▲英マンチェスターのイベント会場で行われた米人気歌手アリアナ・グランデさんのコンサート、そこで80人以上の死傷者を出した爆発である。英国のメイ首相は「凄惨(せいさん)なテロ攻撃」と非難し、全力で捜査に取り組むとの声明を出した▲だとすれば、またもやコンサートを楽しむ無防備な若者が狙われたことになる。「ソフトターゲット」とは人の優しい心を針で刺すようなまがまがしい言葉だが、テロリスト

    余録:アシの笛をもつギリシャ神話の牧神パンは… | 毎日新聞
  • 余録:ゼウスはじめオリンポスの神々が… | 毎日新聞

    ゼウスはじめオリンポスの神々が、神には殺せない巨人族ギガスとの大戦に勝てたのは半神半人のヘラクレスが奮闘したからだ。今一つ、牧神パンがその大声でギガスたちを恐(きょう)慌(こう)状態に陥れたのも大きかった▲パンはヤギの角と脚をもった半獣神で、後の時代の悪魔の姿の原形とされる。「パニック」とは、このパンが出す恐ろしい声でもたらされる人間や家畜の群れの狂乱をいう。昔の人々は突然の家畜の暴走をパンのしわざと見たらしい▲金融市場にそのパニックをもたらした新型コロナウイルスの感染拡大である。ニューヨーク株は過去最大の下げ幅、下落率も1987年のブラックマンデー以来の暴落となった。日経平均も一時1万7000円を割る動揺ぶりである▲市場の人々を投げ売りに走らせたのは、トランプ米大統領の欧州からの入国禁止の一声(ひとこえ)だった。それに先立ち世界保健機関(WHO)から出たパンデミックの声ともあいまって、先

    余録:ゼウスはじめオリンポスの神々が… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/03/14
    "ルーズベルト大統領によるラジオの炉辺(ろへん)談話の故事" 2017にもパニックの語源に対する言及あり
  • 余録:19世紀から20世紀にかけ世界の人々を震撼させたコレラは… | 毎日新聞

    19世紀から20世紀にかけ世界の人々を震撼(しんかん)させたコレラは、もともとインドのガンジス川流域、とくに下流のベンガル・デルタ地帯の風土病だった。古くは紀元前4世紀ごろの碑文に似た疫病の記録があるという▲この風土病のような局地的流行は「エンデミック」と呼ばれる。ところがコレラはヒンズー教の巡礼に運ばれてインドの各地で流行することがあった。この広い地域での流行が「エピデミック」である▲そして近代、通商と交通網の発達は、ついにコレラの世界規模の大流行をもたらした。「パンデミック」である。今日では感染症について「国を越えた感染拡大が制御できず、地球上の人類の誰にも感染の可能性のある状態」をいう▲新型コロナウイルスの感染拡大について世界保健機関(WHO)が「パンデミックとみなせる」と表明した。欧米やイランで感染者が急増する中での“宣言”だ。今後アフリカはじめ医療態勢の不十分な地域の感染拡大が心

    余録:19世紀から20世紀にかけ世界の人々を震撼させたコレラは… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/03/14
    "コレラは、もともとインドのガンジス川流域、とくに下流のベンガル・デルタ地帯の風土病だった。古くは紀元前4世紀ごろの碑文に似た疫病の記録があるという""19世紀にはコレラが地球を一周するのに20年かかっ""
  • 余録:大横綱の谷風にまつわる狂歌である… | 毎日新聞

    大横綱の谷風(たにかぜ)にまつわる狂歌である。「水はなのたれかはせきをせかさらん関はもとよりつよき谷風」。鼻水がたれ激しくせき込む風邪をだじゃれで詠んだこの「谷風」、力士名と風邪の名をかけている▲天明年間にはやった風邪が谷風と呼ばれたのである。負け知らずで、倒れているところを見たければ風邪を引いたときに来いと豪語した当時の谷風だった。それがまっ先にかかって寝込んだから、江戸のだじゃれ好きは黙っていない▲不幸な偶然だが、谷風は後年流行した風邪で亡くなっている。当時流行をくり返し、屈強の力士も倒した風邪は海外からのインフルエンザとみられる。一方すでに日に定着している今日の季節性インフルエンザだが、油断は禁物だ▲今の調査方式を始めた1999年以降、1医療機関あたりの患者数が過去最多になったという。インフルエンザの大流行である。推計患者数は約283万人で、前週から112万人も増えたというから一気

    余録:大横綱の谷風にまつわる狂歌である… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/03/14
    。"負け知らずで、倒れているところを見たければ風邪を引いたときに来いと豪語した当時の谷風だった"
  • 余録:戦争により5年間にわたりセンバツ大会が中断した後の… | 毎日新聞

    戦争により5年間にわたりセンバツ大会が中断した後の1947年春である。甲子園での戦後初のセンバツ開会式は米軍楽隊の演奏や米軍連絡機からの始球式ボールの投下など、占領軍による派手な演出があった▲実は占領軍はセンバツ開催に「全国大会は夏だけでいい。他競技に比べても2度は要らない」と反対していた。それを変えたのは通訳の女性の「センバツは関西に春をもたらす。やめると日人にうらまれますよ」という言葉である▲「春をもたらす祭典」には占領軍も宣伝効果を期待したのか、全面協力となった。大会歌の合唱や入場行進での花火も、野球の春の訪れを祝う演出としてこの時に始まったという。球児たちのプレーが呼び込んだ戦後日の春だった▲このセンバツ再開以来初めての大会中止である。感染の広がる新型コロナウイルスを思えば、無観客試合でも集団行動をする選手のリスクは否定できない。それらを考えての苦渋の決断となった。コロナに奪わ

    余録:戦争により5年間にわたりセンバツ大会が中断した後の… | 毎日新聞
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    doopylily55 2020/03/12
    ”センバツは関西に春をもたらす。やめると日本人にうらまれますよ” "実は占領軍はセンバツ開催に「全国大会は夏だけでいい。他競技に比べても2度は要らない」"