東京大の竹内昌治准教授と栗林香織特任研究員らは、細胞を折り紙のように折り畳み、立方体や正十二面体などの立体を作ることに成功した。再生医療用の血管や肺などの作製に応用できる可能性があるという。米科学誌プロスワン(電子版)に13日発表した。一辺が0.05ミリメートルほどの正方形や正五角形の板を作製。展開図のように並べ、人間やウ
院生時代に愛読していた『MASTERキートン』に好きな話がある。研究者と保険屋の間で「優秀な保険の調査員」であることに悩んでいたキートンが大学図書館に行ったときのもので、図書館でバイトしている院生がカウンターに現れた人物をキートンと知るや、その手を握りしめ「あんな素晴らしい論文初めて読みました!僕はあれを読んで研究者になろうと決心したんです!」と語り、言われたキートンがびっくりする、というシーンである。「あんな素晴らしい論文初めて読みました」と、いつか一度は言われてみたいものだと思いながら、その願いを果せず今に至っている。 論文の書き方を考えるときは、私の場合、いつも上手く書けていない、書いたけれど不満が残った、もっと上手になりたい、そんな風に思うときだと相場が決まっている。上手く書く方法や文章術についてネットで探せばいくらでも出てくる。文章読本の読本まであるご時世である。 けれど、そんな
水田で育つイネ(日本晴及び農林8号)のほぼ全遺伝子の働き(発現)を大規模に解析して得られたデータをもとに、気象データと移植後の日数から任意の遺伝子の働きを推定できるシステムを構築しました。 このシステムを使うことにより、過去の気象データを用いて高温障害などに関連する遺伝子を特定することが可能になります。 将来的には、こうした遺伝子の働き方を指標にすることで、作物の生育状況を正確に予測することが可能となり、施肥時期や農薬散布時期等の最適化などが可能になると期待されます。 概要 (独)農業生物資源研究所(生物研)は、つくば市内の水田で生育させたイネ(日本晴及び農林8号)の移植直後から登熟期までといった作期全体をカバーする数百個の葉のサンプルについてほぼ全遺伝子(27,201個)の発現量(遺伝子の働く度合い・程度、各遺伝子のmRNA1)量のこと。)を解析しました。さらに、得られたデータと、気象庁
にゃんきち @ixige 帰りの電車の中で、論文を頭から読んで、参考文献リストをちらちら見ながら最後の方まで読んでいる人がいた。こういう人は、書く側に回らない人なんだろうなと思った。書く側が論文読む時は「そこで本論文は」「~を明らかにした」「だが」「今後の教訓」あたりを中心にざっと読むだけだもんな。
日本で8月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。 1位 Sequence Stratigraphy Edited by Dominic Emery, Keith Myers ISBN: 978-0-632-03706-3 Paperback / 304 pages / August 1996 地層学の有力な手法として近年急速に重要性を増した「シーケンス層序学」に関する古典的教科書です。British Petroleum (BP) で使われた研修用教材を基に編纂されたもので、シーケンス層序学の基本的な概念とテクニック、応用法を解説します。 2位 Advanced Analysis of
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 中原研究室も開設5年。ようやく、研究室所属の大学院生も業績がそろい、ここ1年以内に博士論文を執筆できそうな人が、ボチボチ、でてくるようになりました。 そうなれば、誠にめでたいことであり、指導教員として、気が引き締まることであります。 博士論文というのは、指導学生と教員がタッグを組みながら、各種の段階の審査を通過していく「通過儀礼」のようなものです。「これから1年間は、忙しくなるべな」と思いながら、パンツのゴムをきつくしめなおしております。鬱血しない程度にさ。 ▼ (下記は、あくまで中原の専門分野、状況による記述とお考え下さい。博士論文のあり方は学問分野によってもことなりますし、その作法は千差万別でしょう。下記は、あ
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