農業とテクノロジーが組み合わさる時代がようやくこようとしている。どこからくるのか、山形県鶴岡市からだ。 市内にある鶴岡アートフォーラムで「Agricultural Revolution 3.0(農業革命3.0) 展覧会」が開催された。ITを利用して新たな農業の取り組みをする「スマートアグリ」と先端バイオテクノロジーを導入した、「次世代農業」を体験するイベントだ。 3月27日には農家や建築家、美術館のキュレーターなど各分野の第一人者が集まり、次世代農業についてそれぞれの切り口から語るカンファレンスも開催された。 農業からエネルギー産業や製造業へと拡張する「農業革命3.0」 この農業革命3.0という大仰な言葉、なんとも聞きなれないがそれもそのはず。鶴岡市と、映像作家であるEUGENE KANGAWAさんの共同プロジェクトから生まれた概念だという。 公式サイトを見ると、農業革命3.0について、こ