フリーランスとして個人で活動している人なら、独立した、報酬が上がったといった節目に法人化を検討することもあるでしょう。 節税できる点や、社会保険や健康保険、厚生年金など保障が手厚くなることが法人化のメリットです。また、法人化には金銭的なメリットが大きいことから、フリーランス(個人事業主)が法人化する目安が売り上げや所得金額に偏って考えられてしまっている側面もあります。 「もちろん売り上げは一つの重要な目安です。でも、それだけに縛られてしまうと自分がやりたいこと、法人化したことを忘れてしまう。それは悲しいことだと思うんです」 こう教えてくれたのは、自身も約10年間フリーランスを経験した後に法人化した中小企業診断士/経営コンサルタントの岩瀬敦智さん。 ご自身の経験や支援企業の事例も含め、法人化のメリットやタイミング、その意義について分かりやすく教えていただきました。 岩瀬 敦智(いわせ あつと