動画配信サービスの米ネットフリックス(Netflix)が好調です。2010年代に最も株価が上がった企業がNetflixでした。メディア企業として世界第2位の時価総額であり、2018年5月にはトップのウォルト・ディズニー社を追い抜いたほどです。Netflixがこの10年間で躍進できた背景には、ディズニーを意識した差別化戦略があります。グロービス経営大学院の金子浩明教授が「ポジショニング」の観点から解
「Netflix」が2015年9月2日に日本でもローンチしました。2015年は映像や音楽における「サブスクリプションサービス元年」ともいえる年になったと思います。 映像や音楽は、マーケティングテクノロジーの進化も含め、デジタルへの移行が進んでいます。これはネット環境やデバイスの発達によりテクノロジーが生活の中心へと融合されていく中では不可逆の流れです。 その中で、今回Netflixがローンチした前後の展開を見ていくと、今の時代にマッチしたマーケティングの手法が見て取れます。今回は、Netflixのマーケティング戦術を分析してみます。 見放題も月額料金も訴求しないNetflix 一般的なデジタルサブスクリプションサービスのマーケティングメッセージはおおむねどこもこれに限られます。それは「見放題と価格を全面に押し出す」ことです。 「何万というコンテンツがこのサービスなら見放題です」 「費用は月
2015年11月28日 10時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと はスポーツやニュース、音楽番組などには絶対に手を出さないという ヘイスティングスCEOは「一番でありたいと思うのはTV番組や映画」と説明 「ゆったりしながら観られる番組を作ろうと思っています」と語った 既存の映画やドラマの配信だけではなく、エミー賞やアカデミー賞などにノミネートされるほど世界的に評価されているオリジナル作品を生み出している世界最大級のオンラインストリーミング。今年9月に日本にも上陸した同社は、「テラスハウス」の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」を製作したり、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹作の「火花」を映像化したりと日本でも精力的にコンテンツ作りに勤しんでいる。さまざまなコンテンツジャンルを網羅するような勢いを見せて
Netflixの革新性を綿密な取材とデータ検証によって解説した書籍『ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える』の著者・西田宗千佳氏のインタビュー後編。前編【「クリエイターはより自由に表現できる」西田宗千佳が語る、Netflixと配信コンテンツの可能性】では、なぜNetflixがハイクオリティなオリジナルコンテンツを次々に制作できるのかを、その制作システムや状況などから解説してもらった。後編では、Netflixの競合とされるHuluやAmazonとの関係性や、それぞれの特性、さらに今後それらのサービスがどのように浸透していくかまで、詳しく話を聞いた。 「競合という考え方自体が変化している」 ーーNetflix以外にもHuluやAmazonがSVOD(定額制動画配信)に参入し、それぞれコンテンツを増やしたりと内容を拡充しています。いずれはどれかひとつのサービスが勝利するのでしょうか
「Netflix」が2015年9月2日に日本でもローンチしました。2015年は映像や音楽における「サブスクリプションサービス元年」ともいえる年になったと思います。 映像や音楽は、マーケティングテクノロジーの進化も含め、デジタルへの移行が進んでいます。これはネット環境やデバイスの発達によりテクノロジーが生活の中心へと融合されていく中では不可逆の流れです。 その中で、今回Netflixがローンチした前後の展開を見ていくと、今の時代にマッチしたマーケティングの手法が見て取れます。今回は、Netflixのマーケティング戦術を分析してみます。 関連記事 「Apple Music」「LINE MUSIC」などサブスクリプション型サービス、認知率7割でも利用率はわずか8%という調査結果 最も多い名字から日本人のスポーツ動向、IT用語の印象、電子レンジの使用方法まで、今週も色とりどりの調査が満載。 トライ
2015-10-05 「Netflix」の無料体験終了お知らせメールが来なかったので電話した 生活 ちょ、待てよ! この記事を書く前日、「Google Play Music」の無料期間が終わったのをすっかり忘れて無慈悲な課金のお知らせメールを受け取った。ああ、やっちまったわー。GooglePlayMusicの課金切るの忘れて今月分引かれたので聴くしかない— osa (@osa030) 2015, 10月 3と諦めていたのだけど、そういえばその少し前にNetflixの無料体験をしていたのを思い出した。osa030.hatenablog.comまてよ、「たしか無料体験期間完了前にメールでお知らせしてくれるんだったよなー。NetflixさんはGoogleと違ってやさしいぜー」と思っていたんだけど、ふと気になってアカウントにログインしてみてみたら…オーマイガー!ガッツリ引き落とされてますやん!契
ソフトバンクとNetflixは8月24日、9月2日にサービスを開始する米国生まれの動画配信サービス「Netflix」の日本展開について業務提携すると発表した。ソフトバンクの公式ショップや家電量販店などを通じてNetflixの申込受付をするほか、携帯電話料金などとの合算請求にも対応するという。 同日の新サービス発表会で登壇した、ソフトバンク代表取締役社長 兼 CEOの宮内謙氏は、2008年の「iPhone」取り扱い開始、2014年の「Pepper」開発、そして2015年に入りIBMとの協業でスタートした人工知能「Watson」の国内事業化に向けた取り組みなど、これまで同社がライフスタイルやビジネスの生産性にもたらしてきたさまざまな技術革新を紹介。 続けて「ソフトバンクはこれまで常に世界の最新テクノロジを日本にもたらし、世の中を変えてきた。テクノロジの進化は止まらない。次に私たちが組むテクノロ
米動画配信大手ネットフリックスが24日、日本で9月2日に始めるサービスの価格を公表した。低画質の割安プランや、この日同時発表したソフトバンクとの業務提携で、スマホ利用者の取り込みに力を入れる。携帯各社は動画視聴で膨らむ通信料で稼ぐ狙いがあるが、利用者にどこまで受け入れられるかは不透明だ。 「ようやく日本の皆さんに新しい体験を届けられることを楽しみにしている」 24日の記者会見で、ネットフリックス日本法人のグレッグ・ピーターズ社長が切り出した。 日本での動画配信サービスは、最安プランを税込み月額702円にした。高画質で2台の端末から同時視聴できるプランは1026円、4Kテレビ対応で4台が同時視聴できるプランは1566円。申し込みはサービス開始日から。最安プランは、スマホ利用者に狙いを定めたものだ。 ネットフリックスはテレビリモコンにワンタッチでつながる専用ボタンをつけてもらうなど、お茶の間の
Netflixのマジックはデータではなく、コンテンツ(クリエイター)へのリスペクトにある #ネトフリ2015.08.03 17:05Sponsored 「ハウス・オブ・カード 野望の階段 」のようなオリジナルシリーズが、どのようなマジックから生み出されたのか。 Netflix(ネットフリックス)は、オンラインのDVDレンタルサービスから、映像のストリーミングサービスを開始するようになり、さらにはドラマ・番組・ドキュメンタリーなど、オリジナル・コンテンツの制作・配信をワンストップで行なう巨大サービスへと成長を遂げました。その会員数は全世界で6500万人以上。ピーク時には全米のネットワーク回線の37%を超えるという快挙を成し遂げています。 そのNetflixが、ついに9月2日(水)の日本上陸をアナウンス。ツイッターアカウントもスタートしました。 \ヨッ!/ #ネトフリpic.twitter.c
この秋、日本でもサービスを開始する動画配信サービス「NETFLIX」(ネットフリックス)。国内展開のカギを握るコンテンツ調達において、最初に手を組んだがフジテレビジョンだった(→関連記事)。テレビ業界の“脅威”として語られることも多いNETFLIXだが、合意までにどのような経緯があったのか。交渉を担当したフジテレビジョン編成統轄担当局長(発表時)の斎藤秋水氏とNetflixの大崎貴之副社長に聞いた。 「NETFLIX」は、定額制見放題のサブスクリプション型動画配信サービスの草分け的存在だ。明快なサービスと豊富なコンテンツでユーザーを広げ、現在では世界50カ国、6200万人(2015年4月時点)のユーザーを抱える巨大プラットフォームに成長した。とくに米国では全世帯の4分の1が利用しているという。オリジナルコンテンツの製作に力を入れていることも特徴で、代表作「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
【前回記事】「Twitterは視聴率を上げることができる?ソーシャルテレビで何ができそうになっているかを考える」はこちら 黒船Netflixが日本に上陸 大変だ、大変だ!Netflixがいよいよ日本にやって来る!早ければ9月にもサービス開始するらしいよ!みんな黒船に対抗する準備できてますか? なーんてこれは少々騒ぎすぎですが、でもNetflixが日本でサービスをはじめることは、「ビデオコミュニケーションの21世紀」にとって重大な転換点になる可能性があります。 まず日本のVOD市場をざっと見ておきましょう。つい数年前まではアニメや韓国ドラマなどが主流で、正直マニアックな人のためのものというイメージでした。それが、スマートフォンの普及と定額制サービス(SVOD)の一般化で、誰でも使うサービスのムードががぜん出てきました。一般社団法人デジタルコンテンツ協会のまとめでは、2013年は1230億円の
編集長の氏家です。中谷和世さんのブログ http://kazuyonakatani.com/netflix/ から、日本進出の発表も間近と言われているNetflixについての記事の転載をしていただきました。 テレビメディアや、動画ビジネスに関わっている方、必読の記事です。 USでは、定額制動画配信サービスの絶対的王者であるNetflix。 視聴者データ分析をもとに1億ドルという巨額の制作費をつぎ込み成功させたエミー賞受賞ドラマ「ハウスオブカード」や、2014年にはネットワーク中立性の話題でも有名になりました。しかし、私が最も注目しているNetflixのすごさは、何よりもオススメ機能(レコメンデーションエンジン)です。 全視聴の75%がオススメ機能から。 Netflixのなんと75%もの視聴が、オススメ機能から始まっているといいます。これは驚異的な割合です。だって、想像してみてください。「X
株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 Netflixの存在感は日本ではいまいちピンと来ませんが、インターネットトラフィックの著名な調査会社Sandvineによると、米国のピーク時間帯におけるトラフィックの32%をNetflixのコンテンツストリーミングが占めているそうです。 2位は定番のYoutubeで19%(2013年11月)。 米国のインターネット視聴におけるNetflixの存在感は圧倒的と見て間違いなさそうです。彼らのビッグデータ活用を解説した記事によると、「最大手CATV会社HBOの地位に、HBOよりも早く上り詰めること」を経営の主眼としているとのこと。それを裏付けるように、どの資料を見てもアグ
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