印刷 麻薬などに似た作用がある禁止薬物を含有する植物片を譲ったとして、大阪府警は、大阪市天王寺区で「脱法ハーブ」販売店を経営する山内雅広容疑者(26)=同府富田林市=を薬事法違反などの疑いで逮捕したと24日、発表した。 薬物対策課によると、販売店はスパイスハート大阪本店。山内容疑者は昨年10月、同店で、一般への販売が禁じられている薬物「JWH―122」を混ぜた植物片約2グラムを20代の男性に譲るなどした疑いがある。山内容疑者は容疑を否認しているという。 脱法ハーブは、大麻取締法や薬事法などの規制の対象外の薬物を混ぜ、合法として販売されている植物片。煙を吸うと、気分が高ぶったり幻覚症状が出たりする。同店でも、「合法」との触れ込みで、脱法ハーブを1袋(3グラム)あたり4500円程度で販売していた。しかし、昨年12月の府警の捜索で、一部の商品に規制薬物が含まれていたことが判明したという。大