新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省クラスター対策班のメンバーを務めた西浦博・北海道大教授が、8月1日から京都大医学研究科の所属となることが3日までに分かった。社会健康医学系専攻環境衛生学分野の教授として研究室を率いる。 西浦教授は、感染症の数理モデルを利用した流行データの分析を研究している。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する方策として、人との接触を8割減らすよう提言し、「8割おじさん」の異名を取った。
新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省クラスター対策班のメンバーを務めた西浦博・北海道大教授が、8月1日から京都大医学研究科の所属となることが3日までに分かった。社会健康医学系専攻環境衛生学分野の教授として研究室を率いる。 西浦教授は、感染症の数理モデルを利用した流行データの分析を研究している。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する方策として、人との接触を8割減らすよう提言し、「8割おじさん」の異名を取った。
アメリカでは、1日当たりの新型コロナウイルスの感染者が5万人を超え、感染の拡大が深刻さを増しています。今月4日の独立記念日の週末には観光地や飲食店などに大勢の人が移動したり、集まったりすることが懸念され、対策を取るところも出てきています。 感染者の増加は南部のテキサス州やフロリダ州、西部のカリフォルニア州などにとどまらず、中西部の州にも広がり、状況は深刻さを増しています。 こうした中、7月4日のアメリカ独立記念日の週末は、例年、多くの人が休暇をとることから、観光地や飲食店などが混雑することが懸念されています。 このうちニューヨーク市では例年、独立記念日の当日に花火を打ち上げ大勢の人が集まっていましたが、ことしは合わせて4日間にわたり別々の場所から打ち上げることで、市民が自宅などから花火を楽しむことができるよう対策をとったということです。 また、各地の海水浴場を訪れた観光客などの間で集団感染
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新型コロナウイルスに感染し陰性になって退院したあとも続く発熱や息苦しさなどの症状。こうした症状を訴える人が相次ぐ中、日本呼吸器学会は肺機能の低下を中心に陰性後も続くさまざまな症状について実態調査を進めることになりました。 また、新型コロナウイルス感染症は国の指定感染症になっているため、入院などでかかる医療費は全額、公費で負担されますが、陰性になり退院したあとの医療費の一部は自己負担となっていて、後遺症とみられる症状への理解や支援を求める声も相次いでいます。 こうした中、日本呼吸器学会は肺機能の低下を中心に、陰性後も続くさまざまな症状について実態調査を進めることになりました。調査は早ければ来月にも始まる見通しで、学会の医師が所属している全国の医療機関に協力してもらい新型コロナウイルスの感染者の症例をもとに調査や研究を進めるということです。 日本呼吸器学会の横山彰仁理事長は「陰性になっても肺機
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