昨年の衆院選で7区(横浜市港北、都筑区)から立候補し、落選した民主党の首藤信彦前衆院議員が8日までに、同党県連に離党届を提出したことが分かった。県連幹部は「慰留する必要性はない」とし、今後の対応を検討する。 離党届の提出は6日。首藤氏は神奈川新聞の取材に「党が変質してしまった。今の民主党は保守と労働組合の政党で、我々の目指したリベラルが結集した党ではない」と理由を説明。今後については「市民政治を追求し、新たなリベラル勢力をつくっていく」とし、「私が手づくりしてきた7区で引き続き政治活動をしていく」と述べた。 県連は6日、首藤氏を次期衆院選の公認候補となる7区総支部長として党本部に上申したが、厳しい意見も付記していた。