京都国際の特徴…なぜ触れられず? 生徒募集を担当している岩淵雄太によれば、韓国籍の家庭は2パターンあるという。 「むちゃくちゃ朝鮮思想が強くて、家では韓国料理を食べているという家庭。もう1つは普通の日本人と同じような生活をしている家庭。後者の場合は、京都国際に来てからとか、パスポートをとるときに初めて自分の国籍に気づくという場合も多いんです」 金本もそうだった。 「韓国語、あんまりわからないんで、ありえるとしたらハーフぐらいなのかなって思ってたんです。そうしたら、バチバチでした。ああ、そうなんだ、って。完全にわかったのは高校1年か2年ぐらいのときでしたね」 大会期間中、少なくとも私の周りには京都国際の校歌のことや選手の国籍に関して質問する記者は誰もいなかった。それは「今さら」だからなのか。それとも、そこに触れてネットが荒れることを恐れているからなのか。それともスタッフや選手への配慮なのか。