『Tokyo Live』Tony Williamsこの記事の写真をすべて見る 第63回の前置きで、バブル崩壊の始まりを「多くが実感するのは早くて92年だったように思う」と述べた。確かに、数字に崩壊の前兆が窺える。1992年に来日したのは216組と、前年から15%減だった。1990年の265組から91年の255組への減少に比べて下げ幅は大きい。それでも、未曾有の来日ラッシュが始まった1989年の190組には勝っている。兆しは表れていたが、まだ行け行けドンドンだったのだろう。54組のフュージョン/ワールド/ニュー・エイジが首位をキープ、46組の新主流派/新伝承派/コンテンポラリー、42組の主流派、31組のヴォーカル、16組のR&B/ファンク系、15組のフリー、8組のビッグバンド(スイングが3組にモダンが5組)、4組のトラッド/スイングが続く。順位はこれまでと大差ないが、R&B/ファンク系がアシ
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