リーグ初優勝を果たし、胴上げで宙に舞う楽天・星野監督 (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 球団創設9年目にして初のリーグ優勝を勝ち取った東北楽天イーグルス。星野仙一監督(66)はこれまで中日、阪神、そして楽天と3つの球団を率いてきたが3球団での優勝監督は、過去2人(三原脩、西本幸雄)しかいない偉業だ。中日、阪神もそうだが、下位に低迷していたチームを引き継ぎ、優勝させた。22連勝を達成した田中将大投手(24)の存在はもちろん大きい。だが、星野監督の「再建請負人」としての手腕がなければ、この快挙は難しかっただろう。 もっとも、今回は過去2球団とは少し違い、新生・星野仙一でチーム作りをした結果だと関係者はみる。中日、阪神時代は、鉄拳制裁も辞さない熱血指導でチームに意識改革を迫り、「闘将」と呼ばれた。だが、昨年まで楽天で現役だったスポーツコメンテーター山村宏樹さん(37)は、接し