「わたしを裏切らないのは美味しい食べ物だけだ〜」と友人が言った。もっともすぎたのでわたしも笑った。 彼女はさらに「信じていいかどうか迷ってる時点で半分信じてないんだよね」と続けた。ごもっともである。 100%信じているなら信じていいか?という迷いや疑いは湧いてこないはずだ。しかしながら半分信じてない状態で「信じる」と決めるのかどうかは自分の意志だし、そこが重要であるとも思う。この場合の「相手を信じる」のは自己責任だ。裏切られるかもしれないとか本当じゃないかもしれない、でもそうだったときに自分が傷ついたり悲しんだりする可能性も全て込みで「信じる」という決断を自分がするならそれはそれで良いと思う。 そういう覚悟なしである種の裏切りに傷ついたこともある。感情としては「信じたかった」けど、自分が傷つくのが怖くて「信じない」に近い選択をしたこともある。 その点食べ物は裏切らない。一定のコストをかけれ