「大川家具」で知られる国内有数の家具産地・福岡県大川市などのメーカーが、インターネット通販大手「アマゾン」への出品で販路を広げている。安価な輸入家具などに押されて販売は減少傾向にあるが、ネットを通じて知名度を高め、増収につなげるメーカーも出てきた。 大川家具が買えるページ「大川家具オンラインストア」(http://www.amazon.co.jp/ookawakagu)がアマゾンに設けられたのは昨年9月。アマゾンジャパンがメーカー側に働きかけ、大川地区の約120社のうち約30社が参加した。現在はテーブルやソファ、たんすなど約450点の商品が出品されている。注文すると5日~2週間ほどで届き、価格は家具店などで買うのと同程度の商品が多い。 大川市によると、同市の2012年の家具の生産額は273億円。安価な輸入品に押されてピークの91年(1268億円)の約2割にまで落ち込んだ。 創業60年の大川
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