キューバ 革命後初の車売買解禁へ 9月29日 11時50分 経済再建のため市場原理の部分的な導入を決めた社会主義国のキューバで、1959年の革命以来初めて、自動車の売買が来月から解禁されることになりました。 これは、キューバ政府が28日付けの官報で明らかにしたものです。それによりますと、1959年のキューバ革命以降、売買などが禁止されてきた個人所有の自動車について、売買や親族の間での譲渡を来月1日から認めるとしています。また、キューバに居住する外国人に対しても売買と2台までの輸入を認めることにしています。慢性的な経済危機に苦しむキューバは、ことし4月の共産党大会で、経済再建のために市場原理を部分的に導入することを決めていて、市民生活に身近な自動車の売買の解禁は改革の大きな柱とされています。キューバ政府としては、自動車の売買の際に新たに税金をかけることで歳入の増加も見込んでいます。こうした改