執筆者:Larry M. Bush, MD, FACP, Charles E. Schmidt College of Medicine, Florida Atlantic University 発熱は、体の自動体温調節機能(脳の視床下部にあります)が正常より高い温度に再設定されることで起こる体温の上昇であり、主に感染に対する反応によるものです。視床下部の体温設定値(セットポイント)の再設定によって引き起こされたものではない体温の上昇は、高体温症と呼ばれます。 37℃前後が平熱とされますが、体温は1日を通じて変動します。早朝で最も低く、夕方に最も高くなって37.7℃前後まで上がることもあります。同様に発熱の場合も、一定の温度でとどまるわけではありません。毎日いったん高くなってから平熱に戻る、間欠熱(かんけつねつ)と呼ばれる状態や、体温は変動するけれど平熱には戻らない、弛張熱(しちょうねつ)と
発熱(fever)とは、視床下部の体温調節中枢における体温設定温度が高く設定された結果起こる体温の異常上昇を指す。口腔内測定による体温の正常上限値は、通常 37℃と考えられている。 一方、早朝時に 37.2℃を超えたり、午後あるいは夕方に 37.7℃を超える場合は異常上昇と考えられる。口腔内体温に比べて直腸温は約 0.6℃高く、腋窩温は約 0.3℃低いといわれている。 発熱の特徴的な日内変動、または一定期間内の変動パターンをいう。発熱を来す疾患のなかには特有の熱型を示すものがあり、熱型を知ることは疾患の診断に有用となる。
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