能登半島北部の石川県珠洲市の海岸で、241羽のウミネコの死骸が見つかった。富山県射水市でもウミネコなど18羽の死骸が見つかった。両県によると、鳥インフルエンザの簡易検査の結果は陰性だったが、検体を国立環境研究所に送ってさらに詳しく調べる。 珠洲市では19日、三崎町小泊の海岸で約600メートルにわたり死骸が打ち上げられているのを住民が見つけ、市が241羽を確認した。射水市でも同日、新湊地区の海岸でウミネコ17羽とカモメ1羽が死んでいるのが見つかった。大量死の原因は不明だという。石川県の担当者は「過去に聞いたことがない」と話している。