小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す新たな目的地の小惑星「1998KY26」が想定していた直径30メートルよりもはるかに小さいことが、観測によって明らかになった。着陸の難易度が上がった形だが、運用チー…

北斗七星方向から謎の電波 2時間おき、矮星の連星から届く―電波望遠鏡で発見・国際チーム 時事通信 社会部2025年03月17日14時36分配信 赤色矮星(わいせい)と白色矮星の連星(左上)から電波が2時間おきに地球に届くイメージ図(英オックスフォード大提供) 北斗七星の方向から約2時間おきに30秒から90秒間届く謎の電波の発信源は、地球から約1600光年離れた所にある赤色矮星(わいせい)と白色矮星の連星だと分かった。オランダ電波天文学研究所や英オックスフォード大などの国際研究チームが解明し、17日までに英天文学誌ネイチャー・アストロノミーに発表した。 仁科賞に下浦氏ら3氏 中性子や超伝導、スピン研究 周期的な電波の発信源では、強い磁場を持ち、高速回転する中性子星が「パルサー」として知られるが、その周期は長くても数秒程度。中性子星は質量が大きい恒星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした後に残る天
DWARF3は世界で最も小型で軽量の天文台。 重さわずか1.35kgで手軽に持ち運べます。 天体撮影向けに設計された高画質・高性能な多機能観測デバイスで、自動撮影、予約撮影、アストロモザイク、星図などの機能を搭載し、より豊かな体験と効率的な撮影が可能。 全ての天文愛好家や写真愛好家に、宇宙を探求し自然を観察する簡単で新鮮な体験を提供します。 DWARF3と共に、世界を冒険する準備はできていますか? DWARF 3 登場! 宇宙の謎を探る。驚くほど簡単に 海外で3億円以上の支援額を達成! 前作となるDWARFⅡは、海外のクラウドファンディングで、3億円以上の支援総額を集めた大ヒット製品となりました。 前作、DWARF IIは日本で2千万円以上を達成! ユーザーの声 DWARF II はサムズクラブでも販売されています 注:サムズクラブは全米一位の小売チェーン、ウォルマートが展開する会員制倉庫
小惑星リュウグウにかつて存在していた水は、物質を安定的に保存する性質を持つ「にがり」に満ちていたことが分かったと、海洋研究開発機構などが9月5日、発表した。探査機はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの試料からは、生命の材料となる多様な有機物が発見されており、これらの生成に、にがりが役立った可能性があるとみられる。 誕生当初のリュウグウは、水が豊富だったことが既に判明しているが、水の成分は不明だった。研究チームは、小石状の試料に含まれる鉱物に残された水の痕跡などを化学的に分析。その結果、水がイオンの状態で含む金属のうち、約半分がナトリウムで、約4分の1がマグネシウム、残りがカリウムとカルシウムだったと推定された。 いずれも、豆腐を固める際などに使われる、にがりを構成する主要な成分で、結合した物質を安定的に保存したり、揮発して失われることを防いだりする性質がある。 宇宙空間で作られたばかりの有機物
原始の地球は、岩石が衝突を繰り返して融解したマグマに覆われた火の玉だったと考えられています。インドの月面探査機「チャンドラヤーン3号」により、過去の月面にも「マグマの海(マグマオーシャン)」が広がっていたことを示す痕跡が発見されました。 Chandrayaan-3 APXS elemental abundance measurements at lunar high latitude | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-024-07870-7 The Moon was once covered by an ocean of molten rock, data from India’s space mission suggests https://theconversation.com/the-moon-was-once-cover
東京大学(東大)は5月1日、日米欧で運営される電波望遠鏡群であるアルマ望遠鏡の建設地として知られる南米チリのチャナントール山の山頂(標高5640m)に建設された、口径6.5mの大型赤外線望遠鏡(TAO望遠鏡)を擁する「東京大学アタカマ天文台」(TAO:The University of Tokyo Atacama Observatory)のエンクロージャ(望遠鏡など機械設備一式を格納した筐体)を含めた山頂施設が完成したことを発表した。 チャナントール山山頂にあるTAO天文台の観測ドーム。(c) 2024 東京大学TAOプロジェクト(出所:東大Webサイト) TAOは、東大大学院 理学系研究科(理学部)の吉井譲名誉教授が代表となり、1998年に立ち上げられた計画(吉井名誉教授は当時、東京大学院 理学系研究科/同科付属天文教育研究センター 教授)。2009年に口径1mのminiTAO望遠鏡が設
光は1秒で地球を7周半できるほどの速度を持っています。全ての物質は光速に近づくにつれ無限大のエネルギーが必要となるため、光速を超えることはできないと言われています。 しかし、もし限りなく光速に限りなく近づけるとしたら?もしかしたらタイムマシンも実現できるかもしれません。本記事では、NASAが考案した夢の推進器「ヘリカルエンジン」をご紹介します。 無限エンジン「EMドライブ」原理は不明だが、燃料なしで半永久的に加速し続けられる!? ■物理法則を超えた「ヘリカルエンジン」 ヘリカルエンジンは、NASAのデイビッド・バーンズ氏が考案したエンジンです。驚くべき特徴として、推進剤を必要とせずに半永久的に加速ができるのです。 原理をわかりやすくご説明すると、まず摩擦のない平面の上に箱がおかれていると想像してください。中央には赤い重りが入っており、前後に滑ることができます。この状態で箱が前後に動いた場合
ボイジャー1号から機体の現状を確認する上で期待の持てる無線信号が寄せられたという/NASA/JPL via CNN Newsource (CNN) 恒星間空間を飛行する探査機「ボイジャー1号」に地球から交信を試みたところ、期待の持てる反応が返ってきたことが分かった。技術チームは数カ月前から続く老朽化したボイジャー1号の通信障害を修復したい考えだ。 ボイジャー1号は1977年に打ち上げられ、現在はボイジャー2号とともに太陽系の果ての未知の宇宙空間を飛行中。 ボイジャー1号は今でも地球の管制チームに無線信号を送り続けているものの、11月以降はこの信号に利用可能なデータが含まれていない状態だった。これはボイジャー1号に搭載されたコンピューター3台の一つに問題があることを示している。 だが最近送信されてきた新たな信号を見ると、ボイジャー1号の状態を理解しようとするNASAミッションチームの試みに一
Published 2024/02/17 13:13 (JST) Updated 2024/02/17 13:14 (JST) 模擬衛星と2機の超小型衛星を載せ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるH3ロケット2号機=17日午前9時22分(共同通信社ヘリから) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前9時22分、国産新型ロケット「H3」の2号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。昨年3月の1号機では失敗した2段目エンジンも正常に点火し、目標の軌道投入に成功した。飛行実証の主目的は達成された。搭載した性能確認用の模擬衛星と超小型衛星2機の分離も確認した。 JAXAの山川宏理事長は記者会見し「計画通り飛行し、機体を所定の軌道に投入したことを確認した」と述べた。 H3は離陸の約5分後に1段目を切り離し、2段目エンジンは正常に燃焼して順調に飛行を続けた。約17分後には、相
JAXA=宇宙航空研究開発機構は今月、月面への着陸に成功した無人探査機「SLIM」について、地上との通信を再び確立し、月面からの新たな画像の取得に成功したと明らかにしました。 着陸後、発電できていなかった探査機の太陽電池が28日夜までに発電したということで、今後、月面を特殊なカメラで撮影するなど月の起源を探る調査を進めることにしています。 今月20日未明に世界で5か国目となる月面への着陸に成功した日本の無人探査機「SLIM」は、その後のデータの解析で着陸目標地点との誤差を100メートル以内とする世界初の「ピンポイント着陸」に成功したことも判明しています。 一方、着陸直前に2基のメインエンジンのうち、1基になんらかの異常が発生し、想定とは異なる姿勢で月面に着陸したことから、探査機に搭載された太陽電池に太陽光があたらず、発電ができていませんでした。 このためJAXAはいったん探査機の電源を切り
1968年に打ち上げられたアポロ8号で船長を務め、人類初となる月の周回を成功させた、NASA=アメリカ航空宇宙局の元宇宙飛行士、フランク・ボーマンさんが亡くなりました。95歳でした。 1928年にアメリカで生まれたボーマンさんは空軍のパイロットを務めたあと、NASAの宇宙飛行士に選ばれました。 1968年に打ち上げられたアポロ8号ではボーマンさんは船長を務め、人類初となる月の周回を成功させ、翌年行われたアポロ11号による月面着陸への道をひらきました。 月を周回する軌道上にいた12月24日、ボーマンさんら乗組員は聖書の一節を朗読して地球に送信し、大きな話題となりました。 宇宙飛行士を退いたあと、ボーマンさんは1970年代からアメリカのかつてのイースタン航空で社長を務め、経営者としての手腕も発揮しました。 NASAによりますと、ボーマンさんは今月7日、95歳で亡くなったということです。 NAS
ベンヌは今後300年以内に地球に衝突する可能性がわずかながらあるため、NASAはこの小惑星について理解を深めたい考えだ。
H3ロケット試験機1号機 打上げ中止の原因調査について 2023年2月22日 宇宙航空研究開発機構 宇宙輸送技術部門 事業推進部 部長 佐藤寿晃 H3プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 岡田匡史 資料1 宇宙開発利用に係る 調査・安全有識者会合 R5.2.22 発生事象 1 自動カウントダウンシーケンス(図1)において、「LE-9エンジンスタート」のステップまで進行し、LE-9エンジンは着 火した。その後、LE-9エンジンが立ち上がり、打上げ条件【注1】は成立した(フライトロックイン(FLI))。 【注1】打上げ条件:LE-9エンジンの立ち上がり(推力90%相当)と各機器の作動状態が正常であることを自動判定 打上げ条件成立後、リフトオフ直前までの異常監視中に1段機体制御コントローラが異常信号を検知したことか ら、固体ロケットブースタ(SRB-3)への点火信号の送信を自動停止
小惑星や彗星(すいせい)の衝突から地球を守る取り組み「プラネタリー・ディフェンス(地球防衛)」が今年から本格化する。米探査機DART(ダート)が9月、小惑星に体当たりして軌道をずらす世界初の実験をする。その後、2026年には欧州の探査機Hera(ヘラ)が、ダートの衝突でできたクレーターを観測する。ヘラには日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の研究者たちも参加する。(増井のぞみ) ダートは米航空宇宙局(NASA)が昨年11月に打ち上げ、飛行を続けている。体当たりの目標は、地球と火星の間を公転する小惑星ディディモス(直径780メートル)の衛星ディモルフォス(同160メートル)だ。 小惑星は約115万個見つかっているが、地球に衝突すると大変な影響を及ぼす可能性がある。約6600万年前の恐竜絶滅は、直径約10キロの小惑星が地球に落ち、舞い上がったちりで太陽の光が遮られて寒冷化したからだとされる。
中国の火星探査車「祝融号」が捉えた映像が届きました2021.06.30 21:3019,774 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) ワイヤレスカメラから遠ざかる祝融号。 中国国家航天局(CNSA)が、火星からの新たな動画3本を公開。公開された映像の中には、探査車「祝融号」の動く音が録音されたものもありました。 CNSAが6月27日に公開した映像は、パラシュートの展開に降下・着陸、探査車「祝融号」が地表に降りる様子、そして6車輪の同探査車がワイヤレスカメラから離れていく様子を収めたもの。中国の火星探査機「天問1号」は2020年7月に打ち上げられ、2021年2月10日ごろ火星の待機軌道に入っていました。 1本目の動画は5月15日の着陸の様子を3つのカメラで捉えたもの。今年2月のパーサヴィアランス着陸時のNASAの映像のように、動画にはパラシュートの
日本の探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に金属を高速で打ち込んだ時に噴き出した小さな砂が、21日から数日間にわたって地球に到達する可能性があり、国立天文台などは高感度の望遠鏡を使って観測できるか挑戦することなっています。 日本の探査機「はやぶさ2」は、去年4月、小惑星「リュウグウ」に金属の塊を衝突させて人工のクレーターを作っていて、この衝撃のため、高速で噴き出した0.1ミリほどの小さな砂が、21日から数日間、地球に到達する可能性があるとした分析結果を、国立天文台の佐藤幹哉広報普及員が明らかにしました。 地球の大気圏に突入すると、わずかに発光するものの、砂の粒が小さいことなどから、肉眼ではほとんど見えないと予想されていて、長野県にある、東京大学の高感度の望遠鏡で観測に挑戦するということです。 また、比較的大きな粒の砂は、13年後の2033年に到達する可能性があり、この時には、肉眼で
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