2011年10月、香港紙・東方日報によると、トイレを利用できずに戸外で排便している人口は全世界で11億人に達することが明らかとなった。うち58%がインド国民だという。4日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。 【その他の写真】 統計は国連児童基金(ユニセフ)が発表したもの。インドのジャイラム・ラメシ環境相は非常に恥ずかしい結果とコメント。全インドの女性のうち、60%が戸外で排便していると認め、その影響で川は汚染され下水道になってしまったと嘆いた。 年27億香港ドル(約266億円)を投じて改善をはかっているが、広大なインドだけあって効果をあげられていないという。なお国連発表によると、インドでは携帯電話普及率が急成長、すでにトイレ普及率を抜いている。 国別トイレなし人口2位と3位は中国とインドネシアが占めた。全世界のほぼ5%、約5500万人とほぼ同数で並んだ。(翻訳・編集/KT)