鶏眼(けいがん)とは、皮膚が長期間にわたり物理的圧迫を受け続けたことによって真皮に向かって角層が楔状に増殖した状態[1]。別名を魚の目(うおのめ)とも言う。 原因[編集] 不適切なサイズの靴を履き続けることのほか、外反母趾などの足の変形、歩行異常などが主な原因である[1]。関節リウマチにおいても関節の破壊性変化による足の変形によって生じる鶏眼が多くみられる[1]。 胼胝とは異なり中央に俗に芯と呼ばれる5〜10mm程の角質塊がみられる[1]。好発部位は足趾間や第5趾の背で、中央に芯(角質塊)があって下床に骨がある部位にできるのが特徴である[1]。 治療法[編集] 表皮の部分的切除では完治せず、刺激により拡大増殖を助長することもある。よって、皮膚科の医師による治療が好ましい。 足浴により角質を柔らかくし、医療行為としてはコーンカッターやグラインダー(角質塊である芯の除去には皮膚キュレット)で削