体に備わる免疫の仕組みを使いがんをたたくがん免疫薬「オプジーボ」などの効き目を予測し、過剰な投薬を避けるための研究が相次いでいる。東北大学などは免疫細胞が分泌する特定の分子ががんの…続き 磨いた「確信」 がん克服に光 本庶氏ノーベル賞授賞式 [有料会員限定] がん免疫薬、投与の「やめどき」研究へ 全国40病院 [有料会員限定]

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名古屋市で2007年に会社員磯谷(いそがい)利恵さん(当時31)が拉致、殺害された「闇サイト殺人事件」で、被告2人が名古屋高裁の判決で無期懲役とされたことを受け、磯谷さんの母の富美子さん(59)が19日、検察側に上告を求める陳述書を郵送した。 陳述書は笠間治雄検事総長と名古屋高検の藤田昇三検事長宛て。富美子さんは陳述書で「被害者が1人であっても、(娘は)私にとっては何ものにも代えがたい大切な宝物であり、生きがい」とし、「殺され損にしたくない」と訴えた。 富美子さんはこの日、名古屋市内の郵便局で陳述書を出した後、「どんな結果になろうとも私は最後まで闘いたい」と語った。 高裁は12日、堀慶末(よしとも)被告(35)に対し、死刑とした一審・名古屋地裁判決を破棄して無期懲役の判決を言い渡し、川岸健治被告(44)については一審同様に無期懲役とした。神田司死刑囚(40)は控訴を取り下げ、確定して
Googleが、検索候補を表示するオートコンプリート機能の中傷的性質をめぐりイタリアで起こされていた訴訟で敗訴したことが、原告側の弁護士により明らかになった。 主任弁護士のCarlo Piana氏は現地時間4月5日に自身のブログで、ミラノの裁判所が、誹謗中傷する検索候補をフィルタリングにより遮断するようGoogleに命じた先の決定を支持したと述べた。これらの検索候補は、Googleの検索語入力欄にポップアップ表示される文字列で、ユーザーが検索しようとしている可能性のある検索語を提示する。 Piana氏の依頼人(裁判では氏名が公表されていない)をGoogleで検索したネットユーザーに対し、オートコンプリート機能により「truffatore」(詐欺師)や「truffa」(詐欺)といった検索候補が表示されたようだ。 Googleは、裁判所の決定に「失望した」と表明している。同社は4月5日の声明で
東京・秋葉原の歩行者天国で2008年6月、7人が殺害され10人が負傷した無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われ、死刑を求刑された元派遣社員・加藤智大被告(28)に対し、東京地裁(村山浩昭裁判長)は24日、死刑判決を言い渡した。 主な争点は犯行時の責任能力だった。犯行の原因を「被告の抑うつ的で自虐的な性格にあり、精神障害は関係ない」とした起訴前の精神鑑定を踏まえ、検察側は完全責任能力を主張。弁護側は「被告が裁判で述べた『携帯電話の掲示板サイトでの嫌がらせをやめてほしいと伝えたかった』との動機は、正常な心理では説明できない」と述べ、心神喪失か耗弱の状態だったと反論していた。 量刑について、検察側は「大きな事件を起こし、自分を無視した人たちに復讐(ふくしゅう)したかったとの動機は身勝手。命をもって償わせるのが正義だ」と訴えた。弁護側は「深く反省しており、被害結果の大きさを終生考え抜かせ、苦し
強盗殺人などの罪に問われて取り調べや裁判で黙秘し続け、無職・伊能和夫(いのう・かずお)被告(60)の裁判員裁判で、東京地裁(吉村典晃〈のりあき〉裁判長)は15日、求刑通り死刑判決を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は横浜、仙台、宮崎の各地裁に続き4例目。無罪を主張していた弁護側は控訴した。 判決によると、伊能被告は2009年11月に東京・南青山のマンションに金目当てで侵入し、室内にいた飲食店経営・五十嵐信次(のぶじ)さん(当時74)の首を包丁で突き刺して殺害した。 検察側は、現場室内の缶から見つかったとされる被告の掌紋などから、「被告が犯人でなければ説明できない」と主張。家族内の殺人・放火事件で懲役20年の刑を受け、出所後約半年で今回の事件を起こした点も強調してきた。一方、弁護側は「被害者方は無施錠。他の者が殺害した後に、空き巣目的で被告が室内に入った可能性もある」として無罪を主張。黙
東京都江戸川区で昨年6月、1歳3カ月の長女を殺害したとされる妻からのメールを削除したなどとして、証拠隠滅や偽証の罪に問われた会社員・飛田英史被告(37)に対し、東京地裁は2日、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。 大善文男裁判長は「メールは事件の経緯や動機を示す重要な証拠で、責任は軽視できない」と述べた。 判決によると、飛田被告は妻(37)=公判前整理手続き中=が長女を殺害したとされる2010年6月11日から同12日、妻から送られた「殺した 首しめた」との携帯電話メールを削除。同年10月21日、東京地裁であった妻の公判前の証人尋問の際にも、「妻が殺したのは長女ではなく、犬だと思った」などとうその証言をした。
強盗予備罪などに問われた自称62歳の男について捜査機関が身元を特定できず、本名や本籍地のわからないまま22日、福岡地裁で初公判があった。男は名前を問われ、「有馬千造(ありま・せんぞう)」と答えた。 起訴状によると、男は昨年11月30日夜、福岡市のJR博多駅前で、強盗をしようとナイフを持ってタクシーに乗り込み、福岡県大野城市まで行く途中の車内でナイフをカバンから取り出したとされる。男は起訴内容を認めた。 本人の説明や弁護人によると、少年時代に家出して以降、47年間放浪生活をしており、神奈川県にいた記憶はあるが本籍地ははっきりしないという。 放浪中は親族や友人など頼る人もなく、日雇いの仕事などをしていたという。検察側によると、男は財布をなくして強盗を計画したとされるが、それ以前に「お金に困ったことはない」と述べた。 検察側が懲役1年を求刑し、裁判は結審した。
中国から覚醒剤約4.5キロを密輸したとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた中国籍の無職梁振華被告(33)の裁判員裁判で、東京地裁(合田悦三裁判長)は24日、無罪(求刑懲役13年、罰金700万円)とする判決を言い渡した。裁判員裁判で全面無罪の判決は3例目とみられる。 被告は数人と共謀して2010年4月12日、覚醒剤約4.5キロを隠し入れた段ボールを中国から東京・新宿のホテルに郵送した、として起訴された。被告は逮捕時から一貫して無罪を主張していた。 検察側は、被告は日本での「受け取り役」として、段ボールの中身が違法な薬物だと認識していたと主張。被告側は「知人から、日本にいる別の知人に『土産として渡してほしい』と頼まれただけで、中身は知らなかった」と反論していた。
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