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ブックマーク / webronza.asahi.com (48)

  • 中島岳志の「自民党を読む」(4)河野太郎 - 中島岳志|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    河野太郎外相が2018年1月、自身のツイッターに投稿した華春瑩・中国外務省副報道局長との写真。海外メディアに「ツイッター外交」として取り上げられた 「ごまめの歯ぎしり」で積極発信 現在、安倍内閣の外務大臣として活躍中の河野太郎さん。以前にも2015年10月から翌年8月まで、安倍内閣で国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(規制改革、防災、消費者及び品安全)として入閣しています。歯に衣を着せぬ発言で知られ、既得権益や規制、利権に切り込む姿が印象的ですが、閣僚になると従来の主張がトーンダウンし、批判を浴びることもありました。 父は自民党総裁を務めた河野洋平さん。父が肝臓を患った際には、生体肝移植を行ったことが話題になりました。 河野さんは自らの主張を積極的に発信する政治家として知られています。「ごまめの歯ぎしり」と題した自身の公式ホームページには、随時、自分の意見や考えを掲載しており、また

    中島岳志の「自民党を読む」(4)河野太郎 - 中島岳志|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
  • 高畑勲監督の原点『太陽の王子』の現場を熱く語る - 叶精二|論座アーカイブ

    高畑勲監督の原点『太陽の王子』の現場を熱く語る 東京国際映画祭特別上映会、小田部羊一氏×吉村次郎氏トークショー 叶精二 映像研究家、亜細亜大学・大正大学・女子美術大学・東京造形大学・東京工学院講師 東京国際映画祭 特別上映 高畑勲監督特別上映会 東映アニメーション『太陽の王子 ホルスの大冒険』データ 去る10月31日、第31回東京国際映画祭・高畑勲監督特集『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)特別上映がTOHOシネマズ木ヒルズで開催された。今年は公開からちょうど50周年にあたる。場内は満席、客席には高畑監督夫人の姿もあった。 『太陽の王子 ホルスの大冒険』は、今年4月5日に亡くなった高畑勲監督の長編監督(演出)デビュー作である。制作は東映動画(現東映アニメーション)。作画監督に抜擢されたアニメーターの大塚康生氏が、新人の高畑氏を演出に指名、渋る会社側と粘り強い交渉の末にこれを実現

    高畑勲監督の原点『太陽の王子』の現場を熱く語る - 叶精二|論座アーカイブ
  • 徴用工判決、日本は「あり得ない」だけでいいのか - 市川速水|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    徴用工判決、日は「あり得ない」だけでいいのか 日韓「絶望的な関係」の背景には「ずさんな正常化交渉」の過去放置がある 市川速水 朝日新聞編集委員 日韓国交正常化の根幹に踏み込んだ韓国の最高裁判決 先の大戦中に日の工場に動員された韓国人元徴用工が新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、韓国大法院(最高裁)が10月30日、個人請求権を認め賠償金を支払うよう命じた控訴審判決を支持する初判断を示した。1965年の日韓基条約・請求権協定により「請求権問題は完全かつ最終的に解決済み」と主張してきた日政府との隔たりはあまりにも大きく、日韓国交正常化の根幹を揺るがす問題に発展した。 これまでの韓国の裁判の流れからいえば予想通りの判決ではある。だが、徴用工問題は、従軍慰安婦や原爆被爆者の補償問題と同様、個人請求権に光を当てたものとはいえ、国交正常化交渉の際、徴用工動員の責任問題が最大の焦点の一つだったとい

    徴用工判決、日本は「あり得ない」だけでいいのか - 市川速水|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
  • [書評]『サカナとヤクザ』 - 小木田順子|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    悪いのはカタギのほうだ 毎年夏、土用丑の日が近づき、コンビニやスーパーや牛丼チェーンがウナギを大々的に売り出すと、ニホンウナギは絶滅危惧種だというのにそんなことをしていていいのかと思う。そして最近は、土用丑の日が過ぎて消費期限切れになったウナギの大量廃棄が話題になることも多く、ますます疑念は強まっていた。 だが、私たちの罪深さはそんな疑念で済ませられるものではなかった。 『サカナとヤクザ――暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(鈴木智彦 著 小学館) 暴力団取材のプロ中のプロが今回ターゲットにしたのは「密漁」。アワビ、ナマコ(中国では「黒いダイヤ」と言われる高級材)、カニ、ウナギなど高級魚の密漁・密流通が暴力団の資金源になっている実態を追いかけ、北海道から築地、九州、台湾、香港まで、5年にわたって取材を続けた。 なんといっても、その取材の体当たりっぷりがすさまじい。三陸の密漁アワビ

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  • 少数精鋭の若者たちが支えた沖縄知事選 - 山本章子|論座アーカイブ

    9月30日(日)は沖縄県知事選の投開票日だった。前衆議院議員(自由党所属)の玉城デニー氏が史上最多の39万6632票を獲得し、前宜野湾市長の佐喜真淳氏に約8万票の大差をつけて勝利したことは、正直なところ、多くの県民が予想できなかった結果だった。 選挙報道では一貫して、接戦だが玉城氏がやや優勢とされていた。だが、実のところ、自公両党による佐喜真陣営の圧倒的な動員を見た現場の記者たちや有識者たちは、佐喜真勝利を確信していたからだ。 前日に台風が沖縄一帯を直撃し、翌日まで停電などの深刻な影響が出たにもかかわらず、投票率は63.24%と前回知事選の64.13%とほぼ同じだった。これは一つには、当日の台風接近を予想して、選挙管理委員会や候補者各陣営がくり返し期日前投票を呼びかけた結果、期日前投票率が35.1%と当日の投票率を上回ったことがある。 ちなみに私の住む島中部では、29日(土)夜7時頃から

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  • 中島岳志の「自民党を読む」(1)石破茂 - 中島岳志|論座アーカイブ

    中島岳志の「自民党を読む」(1)石破茂 安倍首相に対抗するには夫婦別姓やLGBTなど価値観の問題で姿勢を鮮明にすべきだ 中島岳志 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 中島岳志(なかじま・たけし) 1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学卒業(ヒンディー語専攻)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。学術博士(地域研究)。2005年『中村屋のボース』で、大仏次郎論壇賞、アジア太平洋賞大賞を受賞。北海道大学大学院准教授経て、現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。 連載スタート 自民党総裁選挙が始まりました。対決するのは安倍晋三さんと石破茂さん。二人とも国民にはお馴染みの政治家です。 しかし、総裁選についてのニュースをテレビで目にすると、「○○票差で安倍首相が圧勝するだろう」とか、「総裁選後の人事はどうなるのか」とか、「石破氏は安倍首相を後ろから撃つ卑怯者」とか

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  • 沖縄との溝―本土日本人は植民地主義と決別を - 新垣毅|論座アーカイブ

    沖縄との溝―土日人は植民地主義と決別を 決定的に欠ける「当事者意識」。「辺野古」は植民地主義や差別の象徴 新垣毅 琉球新報社東京報道部長 「第二の加害者」 2016年4月、元在沖海兵隊員の男が沖縄島中部に住む20歳の女性を暴行・殺害する事件が起きた。那覇地裁は2017年12月、この男に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。 事件から2カ月後、事件に抗議する県民大会で、当時名桜大4年の玉城愛さん=当時21歳=は、安倍晋三首相と土に住む日国民を名指しし「今回の事件の『第二の加害者』は、あなたたちだ」と涙ながらに訴えた。 土では、この発言に波紋が広がった。「私は関係ないのになぜ加害者なの?」「土にも米軍基地があることを知らないのか」「沖縄と土を分断する気か」「沖縄は独立した方がいい」などの批判がネットで目立った。ここに引用できないほど卑劣な言葉もあふれた。 こうした批判や攻撃を浴び

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  • 「死ね」という言葉がなぜ日常の言葉になったのか - 山口謠司|論座アーカイブ

    で「死ねー!」という言葉が広く一般の人の耳に入るようになったのは、どうやら、怪獣映画や仮面ライダーなどの特撮ヒーローものが発端のようです。ここでの「死ね!」は、人間が怖がる正体不明の不気味なものをヒーローが倒す際の決め文句として使われていました。 (1960年代生まれの)僕らの世代は、子ども時代にそうした言葉をたくさん耳にするようになりました。とはいえ、僕らの世代は、まだ「死ね!」という言葉をそう簡単には使えません。というのも、まだ、戦争の記憶が社会に色濃く残っていたからです。戦争体験者はたくさん生きていました。実際に「死ぬこと」が目の前にあった、その恐ろしい戦争の話をたくさん聞かされてきたし、未だに原爆の夢を見てしまうほど、引き継がれた戦争の記憶は生々しく僕の中に残っています。「死ぬ」ことへの生々しい恐れがあるのです。畏怖の念です。 「されど、死ぬのはいつも他人」 ダイダラボッチをご

    「死ね」という言葉がなぜ日常の言葉になったのか - 山口謠司|論座アーカイブ