県民の食卓やステーキ店で親しまれてきた「A1ソース」が近く店頭から姿を消す見通しだ。A1ソースを県内で唯一、本格的に輸入・販売している湧川商会(浦添市、金城英樹社長)によると、消費者から「ソースの粘度が以前とは異なる」という声が寄せられたことを受け、品質自体に問題はないが、商品の安定性確保のため「休売」することにした。販売再開時期は未定で、数年先になる可能性も否定できないという。 ソースの粘度が変化しているのか判然としないことから、製造メーカーの英国「ブランズ」社と対応を協議している。 湧川商会によると、2カ月前を最後に輸入を止めており、今後1~2カ月で主な小売店での在庫もなくなりそうだという。 >>【さらに】製造メーカーの回答は?A1名前の結来は