メモリを大量に使い、その後に戻してみる では、次に、メモリを大量に確保したあとに開放して、Win32側にメモリがもどされるかどうかを確認してみる。テストには、Ubuntu-18.04を用いた。メモリを消費させる方法にはいくつかあるが、ここでは、stressというコマンドをインストールして使う。インストール方法は、WSL2のコマンドラインから以下のコマンドを使う(Ubuntuの場合)。 sudo apt update sudo apt install stress 実際にインストールするのは2行目のコマンドである。1行目はやる必要がないとわかっているならやらなくてもよい。蛇足ながら1行目は、その意味がわからない人がエラーを起こさないように入れてある。これでstressコマンドが利用できるようになる。このコマンドはシステムに負荷を掛けてテストをするためのものである。たとえば、メモリを1GB確保
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