曽根 智史氏(国立保健医療科学院 企画調整主幹・国際協力研究部長)=司会 佐々木 隆一郎氏(長野県飯田保健所所長/全国保健所長会会長) 加藤 静子氏(埼玉県保健医療部保健医療政策課副課長/全国保健師長会会長) 中板 育美氏(日本看護協会常任理事) 地域の健康課題を一手に担う保健師。求められる業務は幅広く,膨大だ。近年,地域住民ニーズの多様化・高度化,地域における保健師活動体制の改編など,保健師を取り巻く環境は大きく変化しているという。現場ではどのような変化が見られ,その変化に対応するためにはどんな保健師が求められるのか――。 地域保健の実践や,保健師の人材育成に携わる,異なる立場の4氏が,現場の変化と背景にある課題を読み解き,地域の健康を守ることのできる人材をどのように育成していくべきかを議論した。 被災地で示された保健師の力 曽根 2011年3月11日に発生した東日本大震災の後,被災地に
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